Dreams
雪
見たこともない景色が広がっている
建物が、木が、地面が、全て雪に覆われている
どこもかしこも深い雪、
いつもの都会の街並みが真っ白に包まれている
公園に行くとふかふかの雪が積もっていた
思わず雪の中へと飛び込んだ
キュウっと雪が鳴った
とても静かな時間が過ぎていく
ちらちらと粉雪が降っている
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気づくと雪に埋もれていた
いつの間にか意識が飛んだみたいだ
なにかを見た気がするが思い出せない
戦い
暗い地下倉庫
寒い、怖い、
遠くからドンという音が聞こえてる
お腹が空いた
パンを切って少しだけ食べた
部屋の隅っこを見ると、母だったものが置いてある
外に捨てたくても、見つかったら、殺される
急に気持ち悪くなって吐いた
どうやらパンに生えていたカビがだめだったようだ
意識が遠のいていく
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森
朝から昼
周りからいろんな音が聞こえる
川のせせらぎ、小鳥の声、獣が動く音
いろんな音がこだましている
言葉では言い表せないほどきれいな音がこだましている
周りにはいろんな緑が見える
葉っぱの緑、コケの緑、草の緑
いろんな緑が辺りを包んでいる
言葉では言い表せないほど美しい緑が辺りを包んでいる
夕
周りからいろんな音が聞こえた
何かが弾ける音、鳥の甲高い声、獣が必死に駆ける音
いろんな音が叫んでいた
言葉では言い表せないほど恐ろしい音が叫んでいた
周りにはいろんな赤が見えた
枯れた葉の赤、炎の赤、獣の血液の赤
いろんな赤が辺りを包んだ
言葉では言い表せないほどの恐ろしい赤が辺りを包んだ
夜
周りからは何の音も聞こえない
無、無、無、
何の音もない静寂が辺りを包んでいる
言葉では言い表せない静寂が辺りを包んでいる
周りはすべて黒
木、獣、地面
すべてが漆黒に包まれている
言葉では言い表せないほど漆黒に包まれている
深夜から早朝
遠くから音が近づいてきた
見たこともない銀色のものの音、二足歩行の生き物の話す声、聞こえるはずのない音
いろんな音が近づいてきた
言葉では言い表せないほど不気味な音が近づいてきた
遠くから光が近づいてきた
銀色のものから出される白い光、二足歩行の生き物の眼光、いつの間にか出てきた日光
いろんな光が近づいてきた
言葉では言い表せないほど鋭い光が近づいてきた
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その後
そこはどうなったのだろう・・・
夢
夢というのは不思議なものだ
大抵の場合、記憶の中の物が夢として出てくるが
それはあまりにも現実離れした情景だ
前に一度、私は学校のクラスメイト全員に夢の中で追いかけられた
私は逃げているうちにワープを身に着けて隣町まで逃げていた
でもどこにでもクラスメイトは湧いてきた
他には、一瞬で終わった夢があった
崖の上に立っていて、下を見下ろした瞬間落ちた
そこで目が覚めた
まあ、これはあくまで普段の夢だ
たまに、現実離れしているのに妙にリアルな景色を見る
そして、数日後に現実でその景色を見る
いわゆる正夢というものだろう
他には、何度も同じ夢を見ることがあったり
記憶にないのに妙にリアルでめちゃくちゃ長い夢を見ることもあったりする
不思議なのは、そういう夢を見たのは覚えているのに、
内容が思い出せないのだ
詳しく言うと
ぼんやりとした情景は覚えているのに
どんなことが起きたかがまったく思い出せないのだ
そんな不思議なことが多い夢だが、
私たちは何故見るのだろう
夢を見るメカニズムではなく、何のために人が夢を見るのかだ
生物は自分たちを繁栄させるために必要な物を手に入れて進化した
だから、進化で手に入れた物に無意味な物はない
みたいなことを何かで聞いた気がするのだが
そうなのだろうか
ていうか、話は大きく飛ぶが
そもそも生物は何のため誕生したのだろうか
子孫を残して、繁栄させて
その先に何があるというのだろう
生き残り続けて何があるというのだろう
それが分かったら
私が夢を見る理由も分かるだろうか
そんなことを考えながら、今日も私は
また夢の世界へと・・・
終わりに
前に投稿した
『雪』『戦い』『森』
まとめて
さらに
『夢』
という話を加えて投稿しました
最近忙しかったり、アイデアが思いつかなかったりというのもありますが
もともとこれら４つの話は繋がりはないけど
一つの記事にまとめて投稿するつもりだったものでした
何故やめたのか、そもそも何故一つにまとめようとしたかは覚えていません
ここまで読んでいただきありがとうございました