見出し画像

窓ガラスにあたる雨を眺めて

子どもの頃から雨が好きでした。
窓ガラスを伝って雨が落ちていく様子を眺めるのが好きでした。
いつまで眺めていても飽きることがありませんでした。

ひとつひとつの雨粒がガラスの上を踊るように流れ落ち、最後はどこかに消えていく。
どこに行くんだろうと思っていました。

大人になった今も雨が降ると窓ガラスに顔を近づけて見ています。
遠い日の感覚に浸りながら。

梅雨明けも近いようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?