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2024年東京都知事選挙、第一声まとめ

いよいよ始まった東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)の主要候補者の第一声を文字起こししました。



小池百合子

皆さんおはようございます。2期8年、都庁、そして都政をお預かりしまして都民のため、都民と共に進んできた8年間でございました。3期目に挑戦。本日はこの新宿から出発をさせていただきます。大変狭いところで恐縮でございますが、やはりなんと言いましても4月のあの亀戸での第 1声はあまりにもプレッシャーが大きかった。今日出発するにあたりまして、本当に今回は大丈夫なんだろうか。そんな不安も抱きながら出発をするところでございます。出発式に皆さんお集まりいただきまして、はいはいありがとうございますね。はい、いいね、元気な声ね。はいありがとうございます。さて、もっと良くなる東京大改革3.0。これを引っ提げまして、この戦い進めさせてい頂きます。2期8年を振り返りますと、都民の皆様の命と暮らしを守る。そのために全身全霊で取り組んでまいりました。都政の歴史に残るコロナ対策、そしてその間真っ只中であの東京2020大会を開催をいたしました。その頃を思い返しますと、皆様方のご協力があってこそだと思いますが、正直大変な毎日でございました。なんとか皆さんの命を守っていく。そしてコロナから脱出できるようにと毎日毎日専門の先生方と歩みを進めたところでございます。しかしこの8年間の間に東京は確実に進化をしております。その間 164の政策目標、このうち約9割。コロナの 影響もありましたけれども90. 3%、推進実績を残しました。そしてそのためにも、皆さんの生活がより良くなるため、もっと 良くなるためと考えながら進め、結果として 97%待機児童を減らしました。また、毎日のように地震があちこちで起こっている。首都直下地震に備えての耐震化、それによって損害ですね。 それによって起こる損害を36%減少することができました。そしてこの極めつけは、子育て政策であります。所得制限を外すという大きな決断をし、社会でみんなで育てて子供を育てていくという気運は今、国をも動かしています。そして時代はそれでも毎日変化を続けています。今、立ち止まる、立ちすくむようなそんな余裕 はありません。取り残されないようにも東京は常に常に、もっともっと良くならなければなりません。東京大改革この間1.0、最初の1期4年の間に何をしたのか。行財政改革であります。もう当たり前のようについていた予算を見直して、最後周期を設けることによって、毎年1000億の予算を財源を捻り出しました。そして8年間にしますと8100億円に登るんです。それをこれからの時代を作っていくための予算に振り替えてまいりました。そしてまた、これによって年間8100億円をしっかりと使うことによって、生かすことによってコロナ対策にも生かしてまいりました。2期目、コロナの真最中、それでも人が輝く東京を実現をしてまいりました。東京大改革2.0でござい ます。そして今回は大改革3.0。3幕目でございます。そして狙うこと、大目標それは 世界で1番の都市、東京の確立でございます。 キーワードは首都防衛。都民の皆様方の命を守る。暮らしを守る。そして経済を守るだけではありません。発展をさせていきます。防災、これは命の守りにつながってまいります。 いつまでも東京を快適で暮らしやすい。そして学びやすい。シニアの時代も快適な長寿社会を実現をしていく。どうぞ皆様この3期目の戦いでございますが、世界から1周遅れや数回遅れと言っていい でしょう。女性の活躍、まだまだ日本は遅くれてますよね。デジタルも東京はあの宮坂さんが引っ張ってくれて、デジタル進んでいますけども、全体としてはまだまだであります。多摩や島嶼の進行も重要。そして何よりも中小企業が圧倒的にたくさん集積をしている。宝物はいっぱいあります。もっと磨いていく。スタートアップ、先日行いましたSusHi Tech Tokyo は2年目にしてアジアで最大級のイベントにもなり、そこで投資家と、そしてスタートアップの皆さんとの出会いも生まれています。確実に進めてまいります。そしてまた、障がいのある人もない人も住みやすい。障がい者の雇用も進めてまいります。加えておきましょう。大切です。文化を進めて、そして観光促進。もうインバウンドもたくさんの方々をお越して、担っておられる。さらにそれを磨いてまいります。まあ課題は山ほどありますが、私は正面から向き合っていきたいと思います。そしてこの東京をもっともっと良くしていく。都民のために、都民の皆さんと共に進めて参りたいと思い ます。どうぞ皆さんこの3期目の戦いお支えください。そしてこの東京が世界で1番の都市になるように、そしてまた1番の部分をさらに磨いていくように、ご協力ご支援よろしくお願い申し上げまして、出発のご 挨拶とさせていただきます。頑張ります 。ありがとうございます 。


蓮舫

東京都知事候補の蓮舫です。私が生まれ育ったこの東京、至る所に思い出があります。たくさんの思い出があります。思い入れもあります。この東京で、私は現職に戦いを挑みます。チャレンジャーです。挑戦者です。なぜ挑戦するのか。この東京は一見華やかに見えます。でも、ものすごい速度 で格差が広がっている。暮らしにくさも広がっ ている。東京は家賃も高い。光熱費も高い。あるいは食料費も交通費も高い。そこに今の物価高です。じゃあ政治は何をしてくれているのか。皆さんの暮らしよりも裏金だ。こんな政治の劣化が皆さんの暮らしに届いてい ないのであれば、私がリーダーとなって東京都の皆さん、あなたのために東京を変えたいと思います。どうかお支えいただきたいと思います。何をやるのか。大きく2つの柱です。1つは徹底して若い人たちを私は支えたい。若い人たちのちゃんと不安を取り除きたい。もう1つは本物の行政改革を是非、私に担わせていただきたいと思っており ます。0.99です。 少子化が止まらない。1400万人も暮らす日本の人口の1 割以上の人がこの東京で、なぜ赤ちゃんが生まれなくなったのか。それは色んなメニューを今の知事が用意をしてくれてることを私は評価をする。色々なメニューを選べるようになった。子供を産むという選択をする時にそれはありがたい。でも、なぜ届かないのか。なぜ伝わらないのか。それは、結婚を しない若い人たちが増えているからだと私は思います。この50 年間結婚するカップルが半分になりました。自ら選んで非婚ならばまだしも、選択できないで踏み切れない若い人たちがいるのであればそのの負担と不安を取り除くのが都知事の仕事だと私はお約束をしたいと思っており ます。子供を育てて、子供社会に出る時に随分長いことこの国は親が面倒を見る。家族が支える。自助だという考え方が当たり前でした。でも今や大学を出て2人に1人 が310万円という平均額の奨学金を背負います。不安定雇用になったら、安定雇用になれなくて借金を抱えてこれから先の自分の暮らしが分からないという、そういう若者が増えているから、私はまずは安定雇用を作る。奨学金の負担を減らす。この2つを東京都が率先して行うことこそが優先順位が高いと考えています。東京都の公契約を変えましょうよ。皆さんが収めてくれた税金で契約をする。発注 をする。仕事を渡す。その時の相手の企業には雇っている方の環境待遇改善。賃金の引き上げ。これを約束していただければそうしたら東京都から確実に私は賃金を上げていくことができると確信をしています。教育、保育、医療、介護、今最も大変な現場です。離職率も高い。でも、誰もが求めているこの公共サービスだからこそ、私は手厚くしたい。じゃあ、そこで働いていただく保育の現場、教育の現場、介護の現場、医療の現場、子供たちの育ち、皆様方の命、シニアの安心安全を守ってくれる若い人 たちには奨学金の負担を、東京都がその返済の支援を行ったらいかがでしょうか。負担がなくなれば、そして環境、労働環境を変えれば、働き続けることができる。自由に使えるお金が増える。それは長い目で見て、若い人たちが何かを諦めないで済む。自分で自分の人生を選択することができる。それこそが、東京都が国よりも率先して行えることだと私は確信をしています。今、生まれた赤ちゃん。今、育っていく子供を10年後数年後には社会に出るでしょう。その時にメニューだけの補助金ではなくて、その時に明らかに不安と負担がない若者が暮らしやすい東京都を今から作れば、これ からの子供たちのためにもいい長い意味で少子化対策になる。アプローチを変えることこそ、私が始めたい。私しかできないことだとお約束をさせていただきます。行革もやらしてください。得意分野です。一般会計8.5兆、特別会計合わせて16.6兆、1年間去年は税収が1800億円伸びました。豊かな町ですよ。豊かな都市ですよ。でも、それは正しく使われているか政官行の癒着はないだろうか。私はここをまず全部見える化。都の財政のガラス張りを実現したいと考えています。仙谷さん枝野さんに続いて、私が行政刷新担当大臣として国に導入したのが行政事業レビューシート。どの事業に誰がいくらどのように何に使われて、お金がどれぐらい余っているのか。そこに不明瞭な会計はないのか。一目で分かるようにした。この東京版行政事業レビューシートを6000の全ての事業に入れれば、誰もがお金の使い方を見ることができる。不明瞭な契約があったら正そうじゃないでしょうか。そこにビジネスチャンスを生みましょうよ。そして、佳日、財源が手に入れば私は躊躇なく子供と 若者のために使っていく都知事になるとお約束をさせていただきます。あなたと次の東京へ。どうかチャレンジャー、蓮舫。七夕まで走り続けます。訴え続けます。想いを届けます。どうか私を都知事に選んでいただきたいということを、強くお願いを申し上げ、蓮舫からのお伝えに変えさせていただきます。どうか、どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。



石丸伸二

遂に、この日が来ました。東京都事選挙が今日から始まります。この度、東京都知事選に立候補した石丸伸二です。今日から17日間、どうぞよろしくお願いします。今、名だたる面々からご挨拶をいただいてしまいました。そのほとんどと言いますか全員が初めてお会いしたのはこの1ヶ月という皆さん です。そんなことってあるもんなんですね。そして、今ここにお集まりの皆さん、元々私を知ってた方、最近ですよね。この1年2年ネットの力を通じてこれほどまでに大きな人の輪が広がっています。先ほどご挨拶の中にありましたが、もうすでに新しい時代が日本においても始まっていると感じます。石丸伸二は今、41 歳。政治家としてはまだ4年です。しかし、今世界に目を転じれば若い世界各国のリーダー生まれています。もっと遡って見れば皆さん全員知ってる。ナポレオン、ナポレオンポナパルト、皇帝になったの30代 です。決してこの年齢は何かを始める、何かを変える、何かを動かすに際して若すぎるなんてことはないんだと思います。むしろ、この年齢で行徳先生92歳お話ありましたし、鳥輪会長87歳でいらっしゃいます。先ほど、8ヶ月の赤ちゃんも来てくれてました。みんなで今時代が動かせるチャンスが来 ています。優しさという言葉がありました。人を憂えると書いて優しさ。いい言葉だなと思います。しかし、それが政治を見渡した時、どうにも感じられなくなってしまっていたように思い ます。政治はいかん。許せん。許してしまってたんじゃないでしょうか。私たちがその意味で今、改めて私から皆さんに東京都民にそして全国民に問います。 皆さんは何を願うのか。何を選ぶのか。より良い政治、よりよい東京、そしてよりよい日本。そのためにまずは私たちが動いていきましょう。17日間、どうぞどうぞよろしくお願いします。


田母神としお

築地の皆さんこんにちは。田母神俊雄、今回立候補しました。75歳です。年齢の詐称はしておりません。私は本当に体力もあります。皆さんからとても75歳には見えないと言われます。どう見ても74にしか見えないと思います。頑張りたいという風に思います。あのバイデン大統領、トランプ大統領も頑張るわけですから、私は彼らよりはずっと下なんです。歳が。頑張れない訳がないと、私は思ってます。バイデン大統領、トランプ大統領よりも若い田母神です。私はですね、日本を本当に立て直したい。それを東京から始めたいと思っているんです。今年の1月、能登半島の地震がありました。まだ復興が十分進んでいません。4月には台湾の地震がありました。しかし、3ヶ月遅れて地震が起きた台湾の方が復興が早いんです。なぜですか。それはね、日本準備できてなくて台湾が準備できてるからなんです。私は台湾の映像を見た時に地震があって2日後にはですね、もうテントがずっと立ち並んでるんですよね。日本ではあんなことできないです。準備できてないからです。それによってですね、やっぱり亡くなる方が増えたりするわけです。ですから、東京をもっと災害に強い街にするのにはですね。もちろん、シェルターを作ったりそういうことは、準備しておいてですね。その他に私は調べた限りではですね、台湾とかイタリアではですね食料、水、それから毛布、テント、発電機こういったものをですねワンパッケージで準備して、分散して、配置してあるんですね。でいざとなったらそれを振り回して使う。しかもあの消防所の他にですね。いわゆる民間で予備消防官というかそういう制度も整備されていてですね。地域のリーダーと体制にになってる。だから日本の少なくともですね、そういう体制を取って災害の時にですね、大被害を受けないように、亡くなる方ができるだけ少ないように、この準備を私はしたいという風に思います。それから2つ目はですね、日本の教育または自虐史教育です。 日本人としての自信と誇りを持てる教育。これを実施しなければいけない。東京都がですね、その日本の教育を担う先頭に立たなきゃいけない。教科書を選ぶ。これをですね、今どうやってるのかこういうのがですね。教科書を選ぶ人、それをですね選んでこれ立て直していくことが必要だと思うんですよね。で、日本で昔伝われてた教育勅語とか修身の教科書とかです。この左巻きの人は批判しますけど、いいこと書いてます、あれ。 読んでないで批判してんですから。だから私はああいうものはね、教育に復活させていくべきだと思う。戦後の日本の教育、知識の教育 に偏ってます。勉強の教育に偏ってます。教育の基本は、人間を作ることだと思います。だから道徳教育、これをですねもっと重視していかなきゃいけないんではないかという風 に思います。3つ目は、都民税の減税をしたいと思います。若い人に恩恵が受けられるような、その減税を私は考えていきたいという風に思います。更にですね、もうあの時間がないらしいんですが、今AIというのが非常に使われてますので、神宮の森をですね、木を切るとかいうことを都民のほとんどが 分からない間に決まっちゃうんですよね。決まっちゃう。それから太陽光パネル。これを来年4月から、新築住宅にこれ強制されるとこれもほとんどの人が分からない間に決まってるわけです。こういう政治は私は良くないと思うんです。だから都民の意見をよく聞きながらですね、政策を最終的に決めていく。AIを活用した目安箱みたいのを設置をしてですね、都民の意見を十分反映をしながら決めていきたい。ワクチンの強制接種、さっきの地方自治体法が変わってですね。こういうのも、本当にそのまま東京が何もしなく ていいんですか。LGBT、今学校トイレ、これが男女同じトイレを使うとかです。本当にそうなんですかっていうようなこともですね。ちょっと考えていきたいと思います。あのもう時間がなくなってしまって、もうやめなきゃいけないんですね。また後で話をさせていただきたいと思いますけども、 東京をですね、安全で豊かな暮らしができる街にしたいと思います。今まで、いろんなこの10数年ですね都知事が出て、まあそれなりに頑張ったとは思いますが、その東京が10年前10数年前に比べてより安全な町になってますか。なってないですね。歌舞伎町なんか行ったら危ないでしょ。都民の生活が暮らしが楽になってますか。楽になってないでしょ。だから、今までねどんな立派な公約掲げたってできてないわけですよ。できてない。だから、公約をね、公約 の良し悪しで皆さんだけで判断したらだめですよ。公約の良し悪しの判断もあると思いますけどもですね、これは公約を実行する。この実現力がこの人にはあるかどうかという目でね、候補者をよく見てもらいたいんです。私にはねあの自衛隊の経験から、実行力がありますので皆さん是非私の実行力に期待をして、私に投票していただきたいと思います。ありがとうございました。


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