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超獣戦隊ライブマン、第46話「オトコ嵐!最後の戦い👊」

「言ったはずだぜ。落とし前は俺が付けるとな。ビアスに見せてやるぜ!俺みたいな馬鹿でも、貴様らには負けねぇことをな!」

⬆️
まずは恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇✨

4+8=、、、?
嵐もビアスによって作られた天才であった。
その表情からは哀愁と何処か夢を壊された廃人が要り混ざった雰囲気が感じられた。

その時、前ドクターオブラーであった豪は、自身が行った事の償いからか、教会で祈りを捧げている。

そんな所をボフラー戦闘機が襲いにかかる!

街の襲撃に嵐はビアスへの怨み節を叫び、窓から外へ、そして教会へ向かう。
ボフラー戦闘機へ生身で突っ込んでいく嵐、その後に出てきた、自分自身で武器を作り出す事ができるドクターケンプが作った最強頭脳獣であるバトルヅノーへも、嵐は危険を顧みず、生身で突っ込んでいく。

ただ、この時の嵐からは、初登場した11話でヒヒヅノーを蹴り飛ばした勢いは感じられない。何処か寂しさもその背中からは感じられた。

「もはや、千点頭脳は俺に決まったも同然!どうだ、嵐?羨ましいか?とは言っても、もうお前のような馬鹿には、縁のない世界の事だがな。」
とケンプに罵られ嵐は激高するも、正直“勢い”は正直感じられなかった。

敵わない相手に、結論からいうと嵐は自らが人間爆弾となり突っ込み自害をするのだが、このシーンは涙腺崩壊💧必須!
そして、めちゃくちゃ良いセリフが多く登場する今話から私が、選んだ神セリフも相手に生身で命をかけ突っ込んでいく事を決めた嵐と豪との会話の中から生まれる。
皆様にも、こちらのセリフから何かを感じて頂きたいと思う。

嵐「豪。4+8はいくつだ?」
豪「12だけど……何故そんな事を?」

神セリフ
「答えを知りたかったんだ。これで思い残す事はなくなったぜ。豪よ、俺たち妙な人生だったなぁ。」by.毒島嵐(ドクターアシュラ)

“戦闘力”という特化した物だけで、ボルトにスカウトされた嵐。
“努力”と“行動力”で、ボルトの幹部に君臨した豪。

二人に共通しているのは、管理職によって自身の良さを完璧に壊されてしまったという運命。豪からは“命を思う優しさ”、嵐からは“野生の感と類いまれない戦闘力”それぞれビアスの傲慢な思いに消されてしまった。

そんな二人だったからこそ、嵐の“妙な人生だったなぁ”が、物凄く胸に響く。

人はそれぞれ個性を持っている。
私はマイペースだが、仕事はきっちりしたいというのが個性だと自分で思っている。
しかし、その個性を“忙しい”という言葉で支配しようとする上司も居た。
もちろん、上手く仕事ができる訳も無く、私は職場を変える選択を強いられた。
人の個性を伸ばす風潮が芽生えてきた日本の社会は、まだまだ先進国に比べ遅れていると思う。一つの型にはめられてできた人格がボルトのオブラーであり、アシュラであったと私は思う。
先進国の企業で働いている人は「この仕事は私の生き甲斐です!」と胸を張ってインタビューに答えている。

……日本の会社員はどうだろう?

誰しも不平不満・疲弊の話しをしていないだろうか?

自分の個性が生かせる職を、今話を見て頂きながら、少し考えてみてはいかがでしょうか。

話しは反れましたが、今話は巨大化したバトルヅノーにライブボクサーで挑み、何度も倒れてもスーパーライブロボに合体する事無く、ピストンライブパンチからの、ミラクルビッグブローでトドメをさす👊
その姿には嵐がヒヒヅノーを蹴散らす、あの場面がリンクして見えた。
そんな、嵐の最後の姿を目に焼き付けて頂きながら、今話をご覧下さればと切に思います。

最後になりましたが、今話の丈もなかなか良いセリフを言っていたので、ご紹介しておきます。

「豪……やっぱりお前は頭が良すぎるんだな。全てが見え過ぎていて、だから敵わないと思ってしまうんだ。、、、心配すんなって!俺はいつだって根性だけで戦って来た。そして、いつも切り抜けて来たんだ。(嵐を)頼むぞ!」by.大原丈
こちらのセリフが登場する場面についても、是非とも感動と共に見ていただければと思います。

自分の個性を再確認していただきながら。

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