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超獣戦隊ライブマン、第26話「会津の巨大カブト虫!🐞🦋🐛」

「そんなことの為に……小さな生き物達がどんな目にあったと思ってるの❗」by.岬めぐみ

⬆️
まずは恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇✨️

今話のテーマは「もてあそばれた小さな命🦋」

大教授ビアスが進めるギガ計画。
Dr.マゼンダへの宿題は放射能に似た未知のエネルギー「ギガスーパーエネルギー」を作り出す事。
そして、産み出されたギガスーパーエネルギーから繰り出される不思議な光は虫達を巨大化させてしまう…🦋
無理矢理に突然変異をさせられた代償で虫達は命を削られ、その命は無惨にも散っていく……。

そして、今回の神セリフは蝶々が自らの命を削りながら助けを求めた事に対して、めぐみが言ったこの言葉。

「ユカリちゃん、見て。この美しい会津の自然を。今、この美しい世界の何処かで何か恐ろしい事が進められているの。自然界に異変が起きたら、真っ先にこういう小さな生き物が影響を受けてしまうの。この小さな虫達はその小さな命で私たちに異変を教えてくれようとしてたのよ。」by.岬めぐみ

私を含め、社会で働いている人達は、上層部の決めた事に対して、その目標を達成する為に自分を犠牲にして働いている。
だからこそ、上司は別称「管理者」などと呼ばれるのだが、上司の管理下で私達は会社への利益を求め、動いている。

今話で出てくる「ギガスーパーエネルギー」。

大教授ビアスが胸中で思い描いている計画の1ピースであり、その生産には虫達という小さな命への多大な影響があった。
いわば、会社でいう振り回される部下といった感じであろうか。
振り回された部下は、自分の体や時間を犠牲に動き回る。そして、過剰に働かされた体や精神はいずれか壊れてしまう……。
今回、虫達の命で表現されていたが、社会の見たくない現状を、私は今作の影に見た。

今でいうブラック会社……。

自分に合っていない土壌では作物は育たない。
そして、自分が働いた対価がきちんと貰えないと人という作物は枯れてしまう。
今は一つの会社に骨を埋める理念は考えなくて良いと私は思っている。
辛い状況の中、精神や肉体をボロボロにして働くのであれば、自分が妥協できる対価でも自分に合った環境下で働くべきである。

むろん、大切なのは「命」なのだから……。

多大な爆発力を兼ね揃えたギガスーパーエネルギー。
そのエネルギーを作り出す為に犠牲になった命の数は計り知れない。
部下が遂行できる計画を練り、部下が伸び伸び過ごせる環境作りを行うのは上司の仕事であると私は思っている。
その環境で伸び伸びと結果を出し、上司に功績をつけるのが部下の仕事。

是非とも自身の実情を考えながら今話を見て頂きたいと思う。

話しは反れるが、小さな虫達への影響を良い成果として考えたDr.マゼンダとDr.ケンプに相対するライブマン達の無言の怒りエネルギーは物凄く、ヒカリヅノーは変身後のライブマンに手も足も出ない。気持ちが良い位に連続攻撃が決まる場面についても、是非ともご覧頂ければと思います。

「自分に合った環境」というものを考えながら。

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