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日常は闘いだ 日常に非日常を取り入れる

私は非日常が好きだ。

それは日常が嫌で仕方ないから。

でもそれは、ありがたいことに日常が安定しているからだ。

人類の歴史を振り返れば、日常が嫌だなんていえない時代の方が多い。

日常は当たり前のものではないんだから。

私は感覚が麻痺している。

映画『明け方の若者たち』にこんなセリフがある。

(工場で人身事故が起こり、社内がパニックになった場面)

「不謹慎だけど、興奮した。いかに自分が退屈な日々を過ごしているかわかった」

重ねて不謹慎だが、少しわかる部分もあった。

でもこれは部外者だからであって、自分が当事者ならごめんだ。

要するに、日常が嫌だと感じる理由は新しいことが起きないからだ。

これがわかれば解消するのは難しくない。

日常のなかに非日常(普段ないこと、新しいこと、初めてのこと)を取り入れればいい。

ジャネーの法則をご存知か。

歳を取ればとるほど、時間が経つのが早く感じるというものだ。

この現象が起きる原因はさほど難しくなく、

5歳の1年はこれまで生きた長さの1/5。

50歳の1年はこれまで生きた長さの1/50になるから。

50歳の方が人生あたりの1年の割合が少ないから、あっという間に感じる。

また、長く生きていると新しく経験することが減って目新しさがなくなることも要因と言える。

だからここで、人生をあっという間に終わらせない方法がある。

日常のなかに非日常を取り入れるのだ。

新しい体験を増やせば日々の刺激が増えて、
一瞬一瞬を感じられる。

ありがたいことに日常がある私には非日常が必要なのだ。

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