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神戸が他都市を凌ぐ点とは ④六甲山

港町は世界に数多くあれど、海のすぐ側に山々がそびえ立つ都市は珍しい。
初めて神戸を訪れた人は山と海の距離に驚くこと間違いないでしょう。「山岳都市」であり「港湾都市」ある奇妙な特色こそが「神戸」を「神戸」たらしめるのです。その山々の名は「六甲山」と言います。

街のすぐにそばに六甲山が迫る

都会であり田舎である神戸の街

都市部と郊外(田舎)の主な違いは「身近に自然を感じられる」かどうかではないでしょうか。都心は娯楽施設や交通機関が整備されている一方で、居住人口の多さも相まって、身近に自然(未開発な土地)が少なく家賃も高くなってしまいます。郊外は家賃が低くアウトドア遊びができるような環境が整っている一方で、娯楽施設の少なく通勤・通学時間も長くなります。自分がどちらの環境に合うか決める必要がありますが、神戸なら「両立」できてしまいます。

あいな里山公園(神戸中心部の三宮から車で20分)

都市部と郊外のいいとこ取りを実現

神戸市は人口約150万人を抱える大都市ですが、中心部から少し北上するとすぐ六甲山系にぶち当たります。都市部と自然が突然切り替わる街であり、新幹線駅と市営地下鉄が通る「新神戸」駅の裏側はそのまま登山口につながっているほどです。

新幹線改札口を出たすぐの案内

神戸市は六甲山があるおかげで「都市部で生活しながらすぐ自然を感じられる生活」や「郊外でのんびり過ごしながら都心部へのアクセスが容易な生活」が実現します。そんなことができる街は他にあるでしょうか。

1000万ドルの夜景が美しい

観光で有名なのが、六甲山からみた神戸・大阪の夜景です。
長崎・函館と並ぶ「日本三大夜景」にも数えられますが、都市部に隣接する1000m級の山々から見る神戸の夜景が一番綺麗に思います。神戸にお寄りの際はぜひこの絶景に触れてください。感動すること間違いなしです。

六甲山からの夜景

坂道が多いのは玉に瑕ですが、それでも六甲山は神戸の誇りです。
神戸市には是非六甲山を生かした政策をお願いしたく思います。

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