『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』（「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ）〜【特5節】

【特5節】〜『アンチエイジング（抗老化）をご希望の方々へ』「アンチエイジング（抗老化）の効能・効果アプローチがある成分＆食材・食品・生産物」について【③】

11］〜『アンチエイジング効果の成分』。
●『ルテイン/カロテノイド類』、
・「ルテイン」は、「活性酸素」からの「ダメージ」から、体内の組織を守る働きがあります。
●『ビルベリー葉エキス/ポリフェノール類』、
・「ビルベリー葉エキス」には、「SOD様活性と云われる活性酸素を除去する効果がある」と考えられています。
※「ビルベリー葉エキスには、活性酸素の中でもスーパーオキサイドを除去するスーパーオキサイド消去活性（SOD様活性）がある」事が確認されています。
・「ビルベリー葉エキスには、強いSOD様活性がある事が分かっており、酸化を抑制する効果」がある。

12］〜『身体老化（声帯）予防する成分』。
●『ヒアルロン酸/ムコ多糖類』、
・「ヒアルロン酸」は、「年齢による発声障害を予防する効果がある。
※「声帯の老化」は、「年齢と共にヒアルロン酸が減少する事」が原因の一つと考えられます。

13］〜『成長を促進する効果のある成分』。
●『ヒスチジン/条件下〜必須アミノ酸』、
・「ヒスチジン」は、「​発育に不可欠なアミノ酸です」。
※「大人は体内で合成する事ができます」が、「子どもは合成できない」為、魚や肉、乳製品等の食品からヒスチジンを摂取する事で、成長促進の効果を得る事ができます。
●『ビタミンB²/ビタミン類』、
・「ビタミンB²」は、「補酵素としてタンパク質の合成に関わり、細胞の再生や皮膚、毛髪や爪を作りだして全身の成長・維持を助けます」。また、「粘膜を保護する働きがあり、目や舌、唇などの粘膜性の部位の健康にも効果があります」。
●『β-カロテン/カロテノイド類』、
・「抗酸化特性のあるカロテノイド」の食事について疫学調査を行った結果、高い抗酸化作用を有するカロテノイドの補充は、あらゆる疾患を抑制する事が分かりました。この事から、カロテノイドの摂取は疾患の予防に非常に重要である事が分かりました。
●『ヨウ素/人間にとって必要不可欠なミネラルの一つで、「ヨード」とも呼ばれる』、
・「ヨウ素」は「代謝を促進する事によって、細胞の生まれ変わりが盛んな皮膚や髪、爪を健康に保つ為に重要な役割を担っています」。また、神経細胞の発達や末梢組織の成長にも関わる為、脳や知能の発達にもヨウ素が必要不可欠です。
※「ヨウ素」が材料となって作られた「甲状腺ホルモン」は、三大栄養素である「炭水化物 （糖質）・脂質・タンパク質の代謝を促進」し、「成長や神経活動を活発にする」効果があります。

14］〜『老化や病気を予防する成分』。
●『ビタミンC/ビタミン類』、
・「ビタミンCが持つ抗酸化力」は、活性酸素の増加を抑えて老化を予防する他、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞など心臓血管系の病気の予防に役立ちます。
※「ビタミンC」は、同じく抗酸化力を「持つビタミンE」を再生する働きもする為、「ビタミンEと一緒に摂ると更に相乗効果」が期待できます。
●『ビタミンE/ビタミン類』、
・「ビタミンE」自体は非常に酸化され易く、体内で活性酸素とすばやく結びついて除去する事で、他の成分の酸化を防ぎます。
※この働きにより「ビタミンEは細胞膜で活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を抑えて体を守っている」のです。
●『フコキサンチン/カロテノイド類』、
・「フコキサンチンが持つ抗酸化力」は、「体内に必要以上に発生した活性酸素の増加を抑えて老化を予防する」。
●『ポリアミン/多体アミノ酸類』、
・「ポリアミン」は、アミノ酸の一種であるアルギニンやオルニチンによって、体内で合成される成分です。
※「細胞の生まれ変わりにはポリアミンが関与している」為、「ポリアミンが年齢と共に不足していく事は、ターンオーバーが長くなっていく要因の一つであると考えられています。」
●『メチオニン/硫黄含硫アミノ酸』、
・「メチオニンを摂取する事」で、細胞の老化抑制や免疫力を高める効果が期待できると云われています。
・「メチオニンは、抗酸化ミネラルであるセレンを運搬する役割を担って」おり、体内の抗酸化作用を高める働きを持ちます。
※ また、「アルギニンやグリシンと共に、クレアチンを生成する際の材料となる」事から、「体内エネルギーの産出に重要な役割を果たして」います。
※加齢と共に体力が衰える原因の一つに、「クレアチン合成能力の減少が挙げられる」事から、「メチオニンは老化を抑制する重要な役割を持っている」成分と云えます。
●『メラトニン/脳の松果体で、「アミノ酸のトリプトファン」から作られる成分』、
・「メラトニンには強力な抗酸化作用があり、加齢を遅らせる事ができる」とされ、「アンチエイジングの代表的なアミノ酸」とされています。
●『ラクトフェリン/糖タンパク質』、
（母乳や哺乳動物の乳に多く含まれる）
・「活性酸素」とは、体内に摂り入れた酸素が活性化する事で発生します。
本来、「体内の癌細胞や細菌を攻撃し、殺す役割を持っていますが、過剰に発生する事で体内の脂質を酸化させたり、正常な細胞を傷つけたりする」事で老化の促進に繋がってしまいます。
※「ラクトフェリンは活性酸素の過剰発生を抑制する効果がある」為、老化の予防等にも効果的だと考えられています。
●『りんごポリフェノール/フェノール類』、
・本来、「活性酸素」は、「体内に入ってきたウイルスを攻撃し体を守る働きがあり、必要不可欠なものです」が、「紫外線やストレスの影響により体内に増えすぎてしまう事で、正常な細胞まで攻撃してしまい老化を促進させたり、疾病を招いたりしてしまいます」。現代人は、多くのストレスを抱えており、それによって体内に活性酸素が増えすぎている状態にあります。
※「りんごポリフェノール」は、「体内に増え過ぎた活性酸素を除去し、老化や疾病から守る」効果があります。

以上です…。　次回、その成分を含有する『食材（食品・生産物）』に移ります。