男子高校生の会話at河川敷
何の変哲もない男子高校生2人の、京都へ旅行した時の鴨川での会話です。ちなみにノンフィクションです。誰に需要があるとかは考えてません。
キャスト
ひつじ
やぎ(ひつじの友達ということで)
ショートスリーパー
やぎ「13からだよ、シネマティック」
ひつじ「だよなあ」
やぎ「めっちゃ強調してCMやってるもん。シネマティックなら夜も見れるとか言ってたけど」
エンジン音
やぎ「おいー、暴走族おるやん」
ひつじ「え、車?あれ」
やぎ「バイクでしょ…ちょっと俺はここで、
たそがれたいんで」
ひつじ「ソマリア?(?)」
やぎ「〇〇くんたち、寝てそうだね」
ひつじ「寝てそう」
やぎ「なんだあれ」
ひつじ「腰下ろしていいかな…ああー、疲れちゃった。でも今日で最後か。なんか今日も長かったね、なんだかんだ」
やぎ「めっちゃ長かった」
ひつじ「8時に起きて、行って」
やぎ「ちょっと痩せたでしょ…あんだけ歩けば痩せた」
ひつじ「でも俺夜はちゃんと寝た方がいいと思うんだよね、昼間楽しめるように」
やぎ「覚醒、覚醒した状態で朝迎える」
ひつじ「それめっちゃきついんよ、後半。家帰ってからなんも動けないよ多分」
やぎ「ほんとさ、ショートスリーパーの人羨ましいんだけどほんと。なんかさ、この前テレビでやってたんだけど、1日30分だけしか寝ないみたいな」
ひつじ「それ無理してない?大丈夫?」
やぎ「なんか元々そういう人がいるらしくて。過度なショートスリーパー。俺さ、思わずさ、テレビに向かって"お前キリンけえ"ってつっこんだもんね」
ひつじ「キリンかい笑」
やぎ「キリンかい」
ひつじ「キリン20分だもんね」
やぎ「キリン20分だから…夜道の自転車は危ないですよ、お兄さん」
ひつじ「ちなみにあの、樹木希林はショートスリーパーではない」
やぎ「あれは、ロングスリーパーだよ…なんで知ってんの?」
ひつじ「樹木希林、樹木希林1日20分睡眠だったらめっちゃ面白い」
K大学
やぎ「今からiPhone入れたら…落ちる気がする。あや、あの、別にガラケーでもいいんだけど…今から本気で勉強すれば…ワンチャンK大受かんじゃんって思ってたけど…まあでもダメでもさあ、1年頑張れば受かるんじゃね?」
ひつじ「1年やったら…+1年浪人したら絶対受かるよ」
やぎ「なんか浪人生が受かる確率って10%らしい」
ひつじ「10%?なんで?」
やぎ「なんかほんとに、まあ何も欲を持たずにひとりぼっちになって予備校で勉強すれば受かる…そうじゃない奴いるからさ」
ひつじ「バイトしたりとか?」
やぎ「バイトしたりとか、あと予備校で…グループ作っちゃったりとか」
ひつじ「もうなんか、受験いいやってなっちゃったり」
やぎ「受験いいやってなっちゃったらもうおしまいだよね。"まあでもなんとかなるでしょ"みたいな、そんな考えてたら多分落ちる」
ひつじ「でもなんかほんとに、バイトとかして金の稼ぎ方を知ってしまったら、大学行く必要ないなってなるかもしれん」
やぎ「大学俺いいかなってそのまま、なんかフリーターなって」
ひつじ「フリーターなって」
やぎ「フリーターで成功する人いるからね。なんか知らんけど店長まで上り詰めるみたいな」
ひつじ「いるいる、店長はすぐ行けるよ」
やぎ「そのまま社員なっちゃうみたいな」
ひつじ「そのまま社員も多分すぐ行ける。で、そのまま社員で、なんかマクドナルドとかでめちゃめちゃ接客上手い人で、コンテスト1位とか取って、大成功する人もいる。カリスマ店員みたいな」
やぎ「…カリスマやな」
やぎ「よくさ、受かった後の生活を想像すると、めっちゃやる気出てくるみたいな」
ひつじ「やる気出てくる」
やぎ「鴨川でたそがれてるみたいな…想像して」
ひつじ「すごいなんか…粋じゃん」
やぎ「なんかここでさ、飯食うみたいな」
ひつじ「おにぎりとか買って」
やぎ「おにぎりとか買って…夜食うみたいな」
ひつじ「彼女連れてきたいね」
やぎ「彼女…でも普通にさあ、京都だったら飽きないよね」
ひつじ「京都飽きないでしょ、全然。京都だっていっぱいあるもん。デートスポットみたいなとこ」
やぎ「京都飽きないよ…京都で頑張ってさあ、彼女作って…しばらくしたら東京戻るわっつって…」
子ども欲しい
やぎ「俺子供欲しいんだよね」
ひつじ「子供?…欲しいでしょ」
やぎ「子供欲しいから…絶対金稼がなきゃいけないんだよね」
ひつじ「1000万くらいでしょ?1000万+αでしょ」
やぎ「だからめっちゃ倹約して生活して、貯金をして」
ひつじ「将来の子供のために」
やぎ「そして子供が欲しい。ただまあ結婚できなかったら無理やん」
ひつじ「結婚できないは多分無いだろ」
やぎ「だから40までに結婚できなかったら、もうやめるわ。子供作るの」
ひつじ「でも××先生みたいな人もいるからな」
やぎ「××先生もさあ、今子供作って、成人したら(おじいさんの年齢)幾つでさあ」
ひつじ「やば。今(おじさんの年齢)くらいでしょ。子供成人したら(おじいさんの年齢)やん。ワンチャン死んでるかもしれん」
やぎ「そうなんだよ笑。だから」
ひつじ「"俺が成人するまでなぜ生きれなかった親父"」
やぎ「しょうがない」
ひつじ「しょうがない、だって(おじさんの年齢)だもの」
オチのない会話を40分くらいしてました。高校生の男子って本当中身ないよね。
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