猫ちゃんのご紹介①保護の経緯

まずは共に暮らす猫ちゃん2匹を順番にご紹介いたします!

ちゃあについて


茶トラの雄。年齢はまったく不明ですが、歯の状態から推定7~9歳ぐらいと予想。いつも右側を下に寝ているので右のヒゲが短めです。

こんにちは!ちゃあです!

保護の経緯

実家に住んでいたとき、お外の猫ちゃんにごはんをあげていました。そのうちの一人がちゃあで、次第に段ボールハウスでお昼寝したり、一日三食食べに来るようになり。実家には先住猫ちゃんがいるのですが、先住ちゃんに威嚇されてもめげず、雨の日でも健気にごはんを待っている姿にどんどん愛着が湧くようになっていきました。そんなある日、ちゃあが前脚に怪我をしていることに気づき、これは捕獲して治療してあげなければということで保護を決行。

保護前のちゃあ。目の調子も悪そうです

初めての猫の捕獲は今となっては笑い話です。姉と一緒に実行したのですが、捕獲機を購入し、中にフードをセット。よし準備完了だ、さぁちゃあが来るのを待とう!と後ろを振り返ったら、なんとちゃあが居るではありませんか!私たちが四苦八苦しながら捕獲機をセットしていたところをちゃあはずっと見ていたのです!(笑) 終始見られていたので流石に入ってくれないのではと思っていましたが、しばらく放っておいたらガチャンという音が!急いで駆けつけるとちゃあは捕獲機に入っていました。これで一安心。病院に向かいます。

右前脚の一部が炎症しています

前脚の怪我は皮膚炎という診断でした。てっきり外傷かと思っていたのですが、日光などによる皮膚炎で、2週間は様子を見て欲しいとのこと。さらに検査を進めると猫エイズ陽性だということもわかりました。当初は保護して避妊手術しTNR、または里親さんを探すと考えていました。ですが、2週間の様子見と猫エイズ陽性。これではTNRは難しく、キャリア猫ちゃんなので貰い手を探すのもハードルが高い。それならばと我が家での保護を決めたのでした。ただし、キャリア猫のため先住猫ちゃんとは別居。先住猫は姉の部屋で、ちゃあは私の部屋で生活することになったのですが、生粋の野良猫ちゃあとの生活はそれはそれは大変でした。

段ボールハウスお昼寝中のちゃあ

人馴れしていない猫との生活

想像よりも大変です。まずはケージ生活でしたが、人馴れしていないのでパンチ、シャー、足ダンッ、ポウッの連発で、ごはんやトイレ掃除も毎度びびりながらです。そして何よりも夜鳴きに悩まされました。ニャウワーニャウワーウォォォ(伝わりますか?w)と腹の底から夜遠し鳴きっぱなしです。耳栓やヘッドフォンも試しましたが眠れず。これでは自分の睡眠が確保できないということで、私の部屋はちゃあに譲り、私はリビングで寝泊まりする生活となりました(笑)そしてリビングでのキャンプ生活は1年以上に及ぶことに(笑)

荒ぶっていた時代のちゃあ

ちゃあの現在

そんなちゃあ君も、日々ごはんをあげたり一緒に遊ぶことで徐々に人馴れしていきます。実家時代は触ろうとするとパンチが飛んでくるので触れませんでしたが、私の結婚による引っ越しを機に徐々に変化していきます。
保護から3年経ち、今ではスリゴロ大好きでずーっとナデナデしろよネコチャンへと進化しました。よそ見をしているとパンチが飛んでくるので相変わらずバイオレンスな一面はあるものの(笑)、毎日スリゴロとお尻トントンをエンドレスで要求してきます。特にゴッドハンド夫によるマッサージは大好きです。そして、あれだけ人を警戒していたにも関わらず今となっては誰でもいいみたいで、家に遊びに来るお友達や天敵の姉にもスリゴロやお尻トントンアピールするようになりました。3年前には考えられなかったことです。
この経験から、人馴れしていない子も、時間が経過すればいつか人を信じ心を開いてくれるのだと私は思っています。

マッサージ大好きネコチャン

ちゃあは猫エイズ陽性なものの、幸い健康状態は良好です。咳込むことがあるので定期的に通院していますが、大きな問題は今のところありません。一体何歳なのかまったく不明ですが、きっとそろそろシニアに差し掛かるころ。今まで過酷なお外生活をしていた分、どうか穏やかに過ごし長生きして欲しいと心から願っています。

ふわふわの上でお昼寝



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