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六十干支10~(32)乙未について~

六十干支10
~(32)乙未について~

このシリーズでは六十干支ついて解説してきます。

今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。

木性の陰・・・乙(おつぼく)の干支

干支番号32 乙未(おつぼくのひつじ)

夏の草花

乙~草花
未~大地 夏

夏の乾いた大地にある草花(ツタ、コケなど)

宿命に乙未を持ちの方(主に日干支)
・人からのサポートを受けやすい
・ユーモアセンスがある
・自分のやりたいことを貫き通す
・一つのことを忍耐強くやり抜く
・冷静な分析力がある(数字につよい)
・のんびりと自分のペースでことをすすめていく(せかされるのは苦手)
・自身の周りに人が集まりやすい
・なんとなく目立つ人
・やさしく愛情深い

宿命に乙未を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
乙未は夏の乾いた土に群生するツタです。
乾いた土に湿り気を与える雨などの水性はとても重要です。
水性を生じる金性もありがたい五行になりえますが、金性が多い命式の場合、
ツタ(自身)を切りつける場合もあるため、他の干支とのバランスを見ていく必要があります。
また、ツタは自身で上にのびていくことはできません。
ツタがからみつく添木が必要です。
そのため、木性もありがたい五行といえます。
  
精神を整える五行を生き方に活かすには?
乙未のありがたい五行は水性と木性です。
これらの五行をいかした生き方とは?
あらゆる学びへチャレンジすることです。
学校などで学ぶだけでなく、自身の体験や経験をもとに理解を深めていくことが重要です。
新しいモノや海外からの情報にもアンテナをはってみるのもよいです。
また、日本の古き伝統や文化にふれることもご自身の感性を磨くことができます。
自身の想いを大事にして、集中して取り組むことも重要です。
自分だけの時間をつくる。
一日、もしくは週に数時間でもいいので自分だけの時間をつくってみましょう。

乙未が日干の方は、「辰巳天冲殺」
辰巳天冲殺の方は、生家を離れて自分自身で人生をきりひらく力がある方です。
自身にとってどのような状況であるかを周囲を見ながら冷静に判断できます。辰巳天冲殺の特徴詳細はこちらへ

乙未(主に日干支)の方は、
あらゆる可能性を秘めた干支の方です。

その可能性を引き出すためには、様々なこと「体験、学ぶ」ことが重要です。
現実的な思考の持ち主であるため、
自分にとって何が必要であるかを見極める力もあります。
たくさんの経験を活かす場は周囲の人との関わりによって作り出すことができます。

次回は「42番干支 乙巳」を解説します。 
お楽しみ!

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