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算命コーチ鞠の人物解説シリーズ②鳥山明さん(漫画家)

算命コーチ鞠の人物解説シリーズ②
鳥山明さん(漫画家)

解説シリーズでは、話題の方の命式をお借りして、
特徴的な部分などの解説をします。

3/8お昼にネットニュースに大変ショックを受けました。
鳥山明さんの訃報でした。
幼い頃、「Dr.スランプ アラレちゃん」のアニメを観て、
私はアラレちゃんに憧れていました。
足が速く、強く、純粋で、優しく、かわいい子・・・
私は幼いころから大人になった今もですが、ずっと眼鏡をかけています。
私が眼鏡を好きなのはアラレちゃんへの憧れがルーツなのです。

●鳥山明さんについて
1980年より「Dr.スランプ アラレちゃん」連載開始
1981年より「Dr.スランプ アラレちゃん」テレビ放送開始
1984年4月同作品連載終了、11月「ドラゴンボール」連載開始
1986年「ドラゴンボール」テレビ放送開始
   「ドラゴンクエスト」キャラクターデザイン担当
昭和の時代を代表し、令和の今も多くのファンがいる作品です。

鳥山明さんの命式を見てみましょう。

●辰巳天冲殺
辰巳天冲殺は、論理的な思考で現実的に物事を分析する人です。
自分の力量をしっかり見極めている人で、「できないことはしない」と判断します。
家系をとび出して、自分一代の事業を作り出します。
まさに自分の画力と発想で世の中に楽しさや感動を与えてくる作品を提供することは鳥山明さんだからこそ成しえたことだと思います。

愛情表現を表に出すことが苦手です。
そのため、薄情に思われがちです。

辰巳天冲殺の方は、動乱期に才能を発揮し運気を盛り上げていきます。
激動の昭和時代から平成を漫画家として活躍されたことは、
辰巳天冲殺の方の生き方といえるかもしれません。

辰巳天冲殺の詳細はこちらをご覧ください。

さらに鳥山明さんは、特殊な天冲殺を宿命に持っています。
生月天冲殺です。

●生月天冲殺

月干支の辰が辰巳天冲殺の影響をうけ「不自然」な状態となります。
社会の窓口となる月干支の世界が不自然融合となっているため、
世間に溶け込みにくい要素をもっています。
男性の場合、社会や時代に背をむけて、迎合することなく「はみ出し者」として扱われやすい傾向となります。
「個性的な人」と見られることが多く、流行にも影響を受けない生き方をします。
鳥山明さんの場合も会社員など組織人ではなく、自分の力で生き抜く姿は生月天冲殺を特性を生き抜かれたと感じます。

●陽占について

東方に石門星と天堂星の組合せです。
自分の目的達成のために周りをうまく巻き込み、
慎重にことを進めていきます。

また、西方は鳳閣星と天胡星の組合せです。
配偶者には楽しいことを共有できる人。自分の時間も大事にできる人を求めます。
天胡星の特徴である感性の豊かさ、直観(感)力の鋭さで製作されていたと思われます。

さて、中央と南方に配置されて玉堂星と禄存星ですが、
生月天冲殺の影響で不自然な状態です。
本来の玉堂星は伝統を重んじ、常識を大切にする人が多いです。
しかし、その特性が不自然に作用するため「葛藤」が生まれます。
自身の「普通」と世間の常識にずれを感じられていたかもしれませんね。
その葛藤が表現、創作に活きていたのではないでしょうか。
禄存星は周囲の人から注目を集める星です。
それが不自然に作用しますから、注目を集めることは苦手に思われていたかもせん。

●五行エネルギー
自身を表す火性のエネルギー値は低く、
南方の土性エネルギー値が69と一番高いです。
南方にエネルギー値が高い方は、人に伝えることや教えること、表現することを仕事にするとよいです。

命式を拝見させていただき、「表現者」「創作者」としてその人生を生き抜かれた方なのだろうと感じました。
まだまだ、作品をみたかったです。
ドラゴンボールももちろん大好きですが、やはりわたしはDr.スランプアラレちゃんですね。
今日もわたしのトレードマークである「眼鏡」をかけて仕事をします。

人物解説シリーズは不定期です。
話題の人や特徴的な命式をお持ちの有名人をテーマに解説します。
命式のごく一部の解説ですが、特徴的な部分をお伝えしていきます。

次回は六十干支シリーズ解説です。
お楽しみに!

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