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意外に面積が大きい国 (812文字)

 「意外に」というのは失礼ながら、アフリカ大陸の地図を見ていたらリビアって意外に大きい。
 リビアといえば、カダフィ大佐で有名でしたが、私はリビアが地中海に面していることも知りませんでした。

 また、映画『ジャッカルの日』でド・ゴール暗殺計画の切っ掛けとなるアルジェリアは、リビアよりも大きい。
 アルジェリアも地中海に面していて、フランスから近いためアルジェリアはフランスの植民地だったことに納得がいきます。
 アルジェリアの南側にニジェールを挟んであるのがナイジェリアです。
 日本語では「アル」と「ナイ」と表記されるので、なんとなく類似性を感じますが、アルジェリアはアフリカ大陸北部にあって地中海に面していて、ナイジェリアはアルジェリアより南にあってアフリカ大陸の西側のでっぱりの根本近くにあります。私は「アは五十音の最初の音だから上、ナなそれより下」と覚えました。

 意外に大きな国といば、中東のイランもそうですね。
 地中海のキプロス島の東のユーラシア大陸にシリアがあって、その東がイラク、さらにその東にイランそして、イランの東にアフガニスタンがあります。
 イラン北部はキャビアで有名なカスピ海に面しています。また南部は、ペルシャ湾とアラビア海に面していて、タンカーの通り道として有名なホルムズ海峡もあります。このホルムズ海峡を封鎖された場合原油の多くを海外に依存している日本は大変困ります。それもあって、日本はイランとは良好な外交関係を維持しています。
 私は湾岸戦争のイメージが強いのかイラクが大きい印象でしたが、実際はイランが大きくてちょっと意外でした。この辺の国の位置関係を大雑把に覚えておくと、世界史でオリエント文明をやるときに理解の助けになると思います。

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