たらこ

高3です。趣味は読書とYouTubeです。好きな人はラランドのお二方、YouTuber…

たらこ

高3です。趣味は読書とYouTubeです。好きな人はラランドのお二方、YouTuberのmorgenさんともあさんで、影響を受けた人は宮台真司さんと荒牧豊志さんです。なんとなく思いついたことを気まぐれで書いています。

最近の記事

癖にはその人の内面が表れている

私は小学校中学年くらいから自分の髪を手でいじるのが癖だった。その癖は未だに続いている。 いじり方は時期によってそれぞれだった。前髪をくるくるするときもあれば、左のこめかみあたりをいじることあったし、つむじのあたりの髪を絡ませたりしたこともあった。 何をきっかけにこの癖が始まったかは覚えていない。だけどおそらく、試しにいじってみたら、なんとなく気持ちよかったからとかだろう。 親や友達からは「はげるからやめた方がいいよ」と言われてきた。自分でもよくないとは分かっていたので、

    • 『できるのは生かすことだけ』

      それは小学校生活最後の1年が始まろうとする春のことだった。 始業式の日、先に発表されたクラスは運良く仲の良い友達ばかりだった。あとは担任だけだね、などと教室で話し合っていると、突如教室に静寂が訪れた。大きな背、ラガーマンのような筋肉、怖い顔、いつ教室に入ってきたかも分からないその男は強すぎるオーラを放ちながら教卓の前に立っていた。 「先生の名前は吉田剛士です。他の学校からやってきました。ここは先生が赴任した3つめの学校です。先生の方がみんなよりこの学校について知らないこと

      • オキナワは生きている

        沖縄へ 去年の秋に修学旅行で行った沖縄について書きたいと思う。私自身、中学の時はコロナ禍真っ只中で修学旅行がなくなってしまったので、この修学旅行は大きな思い出となったのと同時に、これからの自分の人生における確かな財産となった。 ガマに残る残響 4泊5日で行われた修学旅行では、平和祈念公園へ行ったり、石垣島の海で泳いだり、西表島のジャングルの中でカヌーをしたりと色々なことをしたが、中でも特に印象に残っているのはガマでの体験だ。ガマの入り口は市街地からそれなりに離れたところ

        • 拗らせた初恋〜秒速5センチメートルの再上映を観て〜

           2007年に公開された新海誠監督の秒速5センチメートルという映画が再上映されているということなので観に行きました。この映画は僕の1番好きな映画といっても過言じゃないほど好きで、何かあるたびに折に触れて観る映画です。僕は狭くて暗いところが苦手なのであまり映画は観ないようにしているのですが、好きなだけあってかこの映画は落ち着いて観ることができました。  この映画のレビューを見てみると、「距離と時間」に関するコメントが多くて、また、この映画の題名も「秒速5センチメートル」であるこ

        癖にはその人の内面が表れている

          全てに完璧を目指すよりは80点を下回らないようにする方が良いかもしれない

          現代文における選択肢の選び方 高校生活ももう半分が終わり、来年は受験生になる私はだんだんと受験勉強というものを始めている。なかでも現代文は好きなのでセンター試験や共通テストなどの比較的易しい問題で演習をいくらか積んでいる。そうしているうちに、評論文でも小説でも成り立つ、選択肢を作る上での共通しているルールのようなものがだんだんと分かってきた。それは一言でいえば「ミスが一つも含まれていないもののうち必要な要素がより多く含まれてるものを選ぶ。」ということだ。例として傍線部の説明

          全てに完璧を目指すよりは80点を下回らないようにする方が良いかもしれない

          「分かる」ことは「分からなくなる」ことかもしれない

          僕はまだ世界についてほんのちょっとも分かっていない高校生ですが、こんな僕でも常日頃からニュースやSNSを見て世界を少しでも知ろうとすることがあります。ウクライナ侵攻とか入管法改正とかの話は結構難しいですが、僕なりに考察を立てて世界をより良くしていくためにはどうしたらよいかを考えたりしています。そんな生活を何ヶ月か続けてきて最近になってなんとなく気づいたことがあります。それは世界に溢れる様々な問題は、知れば知るほど複雑で簡単には解決できないものであるということです。つまり、「分

          「分かる」ことは「分からなくなる」ことかもしれない

          日々は、続いていく

          無駄な1日 今日は勉強もしたかったし、読書もしたかったし、ショッピングにも行きたかったけど、結局一日中ネットをみたりのんびりして終わってしまった。こんな日は誰にでもあるのではないでしょうか。そして、今日の朝にタイムスリップして1日をやり直したいと思ったことも誰しも一度やニ度はあるでしょう。果たしてタイムスリップしたとして自分の思い描く1日にすることができるかは些か疑問ですが、今回僕は話したいのはそこではなく、そんな自分にとって無駄のように感じた1日にも大きな意味がある!とい

          日々は、続いていく