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町のあかり・12ヵ月の花と猫(12月に行った個展・グループ展)

 遅ればせながら12月に行った個展・グループ展の記録。
 12月4日(日)、駒沢のMOUNT Tokyoに「町のあかり #5」と「12ヵ月の花と猫」を観に行った。
 「町のあかり #5」はグループ展。油田さや香・今井朋香・Kouchill・タカヤ ユリエ・土田菜摘・野口奈緒子・Maiya・みやざき さくら、計8名がそれぞれの町を描いている。
 ツイッターで油田さや香さんの絵を知ったのが訪問のきっかけ。油田さんの西洋中世を思わせる世界に惹かれて観に来たが、他の方々も自分の思いを込めた町の風景を表現していて、どれも素晴らしかった。

「 町のあかり #5」展。八者八様の町の風景

 建物や公園、道を行きかう人々、季節感、あの日の夕焼け、一人で町散策、田舎の風景、海外で出会った景色。懐かしさを感じたり、日常に共感を覚えたり、異国に想いを馳せたり…。誰もがお気に入りの一枚に出会えるはず。特に興味を持った作品をミニポスターやポストカードで購入。
 油田さんの「暮色の町」、自転車に乗る女性は少し微笑んでいるようで、良いことがあった帰り道かこれから良いことが待っているのか、軽やかさがあって好きだ。タカヤユリエさんの公園の風景は紅葉がまぶしい一枚。少し風が吹いていて、その風に乗ってホルンの音色が聴こえてきそうだ。Kouchillさんの駒沢公園をジョギングする絵、私もランニングが趣味で駒沢あたりをよく走っているので、「これは自分だ」と思いました。あと今井朋香さんの本屋の絵も良かったが、これはカードがない?ようで残念。

左からKouchillさん、油田さや香さん、タカヤユリエさんの一枚

 「町のあかり」展は今回5回目で定期的に開催されているようなので、また観てみたい。
  同時に観たのが、佐伯翼さんの初の個展「12ヵ月の花と猫」。3匹の子猫と花々を、カラフルにチャーミングに描いた12枚。猫の表情が可愛らしいですね。自分も猫と暮らしていてうちは1匹なのですが、3匹いたらさぞやにぎやかで楽しいでしょう(お世話が大変そうだけど…)。
 佐伯翼さん関係では「parapara neko」を購入。名前の通り猫のパラパラ漫画。まん丸い目、羽根を手で追いかけるしぐさ、舌出し、ああ可愛い💛ちなみにこの猫はうちのに似ていて親近感を覚える。

佐伯翼「12ヵ月の花と猫」展
佐伯翼「parapara neko」。まん丸い目が可愛い。

 MOUNT Tokyoは初めて訪ねたが、ギャラリー以外にもクリエイターのPortfolioの展示やZINE(小雑誌・同人誌)の展示・販売も行っている。PortfolioやZINEがずらりと並ぶさまは爽快だ。
 ZINEは「本のなかま 紅葉号」を購入。「本好きのための」と言われたら買わないと。Portfolioでは花岡紗季さんに注目した。温かみがあって、生き物と人間が共存していて、絵本や童話の挿画に似合いそう。思わずレジに持って行ってしまったが、Portfolioは売り物ではないですね。素人でスミマセン💦各PortfolioはMOUNTのHPからも観られる。これで自分の推しクリエイターを見つけるのも良いかも。

ZINE「本のなかま 紅葉号」。「一万円で本を買う」特集が楽しい。

 12月は杉本さなえさんの個展も行ったが長くなったので次回に。
(続く)

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