表参道の景色が違って見えた話
表参道の景色が違って見えた話
6月ごろ公務員試験の帰りに表参道のapple storeに立ち寄った。
Airpods proとsurfaceをつないだ時に雑音が聞こえるので、修理してもらおうと考えていた。
(実際は、相性が悪かっただけで故障していなかった。)
4年生6月当時の私の心境は、筆記試験の結果と面接試験が不安で押しつぶされそうだった。
表参道を歩いていると、皆かっこよくて、かわいくて、おしゃれで、自信があって、今すぐにでもあの場所から逃げたかった。
たしか、表参道を歩くのは大学1年生のころ以来だったと思う。
1年生の頃の私は青山学院大学がどんなところか見てみたくてワクワクしながら表参道を歩いていた。
周りにどんな人が歩いているかなんて気にも留めていなかったと思う。
4年生の10月中頃、表参道の岡本太郎記念館に行った。
オードリーの若林が岡本太郎のことを絶賛していたので、どんな人間か気になり記念館へと向かった。
6月当時の表参道に対する嫌な記憶は残っていたので、駅に着くまでちょっと不安だった気がする。
でも地上に上がって記念館まで歩いてみても、嫌な感じはしなかった。
うつむきながら歩くんじゃなくて、人とか街並みとか空気を感じながら歩くことができた。
ただ、4か月経って歩いている人も街並みも変わっている様子はなかった。
たぶん、私の心が成長しただけなんだと思う。
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