村井あい子

わくわくするセカンドライフを郡上八幡で! と決めてからのドタバタ奮闘劇を記録していきま…

村井あい子

わくわくするセカンドライフを郡上八幡で! と決めてからのドタバタ奮闘劇を記録していきます。

最近の記事

夢のようなご褒美

古民家改修に立ちはだかる様々な問題発覚で体力気力ともに下降気味だった私に、夢のような出来事が起こりました。 なんと!私が先月退職したと聞いて、退職していったOB&OGたちがパーティー🎉を開いてくれたんです。 かつて私の上司として建築のいろはを教えてくれた方々や、その後私が広報という立場でコーポレートブランディングを進める中で入社してきた皆さんです。 人生の新たなステージにむけて飛びたち様々な舞台で活躍されている彼らが、わざわざ私に感謝を伝えたいと集まってくれる。 こんなに嬉

    • まるで洞窟! シタヤの話

      今回は地元の清水建設さんにお願いして片付けてもらった下家(シタヤ)のお話。 たすけて〜築100年の町家はゴミの山 の回でもお伝えした、蔦に覆われ封印されていたシタヤからは 出るわ出るわ 火鉢、自転車、皿や丼、風呂桶、歩行器、塩ビパイプ、波板トタン、支柱杭、板材、一斗缶などの家庭ゴミや粗大ゴミが山のように出てきました。 そして姿を現したのが、↓こちらです。 まさか⁉︎ 主屋1階の床下すべてがシタヤになっていたとは。 土留めの石積みが1階の土間レベルまで施され、その上に

      • どこから手をつける? 築100年 町家の片付け

        まずはご報告 伝統的建造物群保存地区に残る古い町屋をなんとか活きた形で残したい!とスタートした今回の計画。応募多数で申請が通るか心配だとこのnoteにも書いていた伝統的建造物群保存地区の修理補助事業の対象物件に、昨年末にめでたく認定されました。 これで2024年5月から構造の補強や建物外観の復元・維持補修の工事が始まることになります。 4月中には補助対象工事以外のプランを確定せねば。 プランが進まない理由 古い空き家が増える原因の一つが「活用したくても数十年分の片付けが

        • たすけて〜! 築百年の町家はゴミの山

          封印されていた下家(シタヤ) 恥ずかしながら、通り土間の向こうに広がる裏庭ばかりに目がいっていた私は、庭に降りる階段脇の蔦や板の向こうにシタヤがあることに気づけていませんでした。 義母宛に届いていた固定資産税の通知書で初めて3階建てと知り現地へ向かうと、階下には何やら得体の知れないものがぎゅうぎゅうと詰まった空間があったのです。 下家(シタヤ)とは 懸け造り(山や崖に持たせかけたり、谷や川の上に突き出したりして建てること)の家の下の部屋をシタヤと呼びます。まさかこの家

        夢のようなご褒美

          手強いぞ! 古民家

          60年以上空き家になっている、郡上八幡の伝建地区(伝統的建築物群保存地区)にある義母の生家を甦らせたい! 「楽しい時の共有」をテーマに、ゲストハウスを主軸とした体験型コミュニティーの場として再生したいと妄想していたのですが、実際に動き始めてみると予想もしなかった問題が。 厳しい修景補助金枠 伝建地区の典型的な様式の古い建物なので、申請は問題なく受理されるものだと思っていたのですが、甘かった! 例年より申請物件が多く、全てを今期の予算で賄うのは厳しい。文化庁と郡上市の財源も

          手強いぞ! 古民家

          自己紹介〜新たな門出に向かって

          はじめまして! ただ今64歳。 注文住宅をメインとする会社で働いています。建築部門の設計・スタイリストとして10年。その後企画広報室でイベントの企画運営やPR、広報広告制作などを10年。60歳を過ぎてからライフスタイル部門の雑貨事業を任され担当しています。 以前から生家の空き家問題を義母から相談されていたのですが、仕事の忙しさにかまけて先延ばしに… しかし65歳も目前。自身のセカンドライフを念頭に置いて本格的に取り組もうと決心しました。 義母の生家は郡上八幡にある伝統的な

          自己紹介〜新たな門出に向かって