見出し画像

手強いぞ! 古民家

60年以上空き家になっている、郡上八幡の伝建地区(伝統的建築物群保存地区)にある義母の生家を甦らせたい!
「楽しい時の共有」をテーマに、ゲストハウスを主軸とした体験型コミュニティーの場として再生したいと妄想していたのですが、実際に動き始めてみると予想もしなかった問題が。

厳しい修景補助金枠

伝建地区の典型的な様式の古い建物なので、申請は問題なく受理されるものだと思っていたのですが、甘かった!
例年より申請物件が多く、全てを今期の予算で賄うのは厳しい。文化庁と郡上市の財源も厳しく予算枠も増やせいないので半分は来期にまわされてしまうというのです。
来期にまわってしまうと、補助金対象の工事に着工できるのは一年延びて再来年の5月以降。これでは来春の退職を見越しての計画がかなり狂ってしまいます。

中柳町
下柳町から中柳町を臨む

思いもしなかった構造

この町家は、通りに面した間口が3間弱、奥行き27mほどの敷地に、間口いっぱい、奥行は約10mの2階建てです。通り土間を抜けると、2m程下に奥行き17mほどの庭(畑)があります。
当初の妄想プランでは、2階をゲストルームに。1階は小上がりの床を外して、全て土間に。カフェも兼ねた居心地の良いコミュニティースペースにと考えていたのですが…

役所から届いたこの家の固定資産税納税通知書に地上3階建?との記載があるのです。
えっ!地下でもあるの? 早速翌日、調べねばと八幡へ向かいました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?