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早くいつもの笑顔に

今、わたしは病院にいる。
一昨日、長女の試験の日、末っ子に顔面麻痺の症状が現れて。
(2歳の時にもなって、その時は10日間一緒に入院した。)


今回は通院して、点滴と飲み薬をきちんと飲むことに。

大変なことは、重なるね…


処置室にいると、いろんな患者さんの声が聞こえてくる。(娘とわたしは、カーテンの内側のベッドにいるから、姿は見えないけれども)


朗らかで優しく対応してくれる看護師さんたち。
おじいちゃんたちは、けっこうおちゃめだ。
「アルコールは大丈夫ですか?」という問いにも「大丈夫。ノンアルコールだから!」などと、ユーモアを交えて返している(笑)


自分の話を長々と看護師さんに話し続けるおじいちゃんも…
点滴は2時間かかるから、その間中、カーテン越しの処置室の中を患者さんたちと看護師さんたちのやり取りが通り過ぎていく…


次から次へと、テキパキと、的確な処置を施す。
きっと慣れるまで、わたしだったら大変だろうな。不安や恐怖にいちいち慄いて…

娘といえば、3日連続で点滴したり診察を受けているものだから、わたしよりも病院のシステムに慣れてしまった。
(個人病院に見せたら、すぐに紹介状が出され、大きな病院に。たくさんいろんな検査を受けた。)

赤ちゃんだった頃にもそうゆうことはよくあって、(3人目と4人目は。上の子たちがウイルスを持って帰ってくるから)いつもはかかりつけ医に見てもらうけど、紹介状がだされ、大きな病院に行くと必ずや即入院となり、そのまま帰れなくなってしまう。(顔面麻痺以外にもいろいろ)
まだ乳幼児だったから、わたしも一緒に帰れなくなって、1日1回1時間だけ代わってもらって、シャワーを浴びたり、着替えをしたり、ごはんを調達した。(今となっては、印象深い思い出だ。)


となると何よりも優先されるのが、治療になって、日常からいとも簡単に切り離される。
今だって、学校や授業は二の次だ。(仕事は、今月は遅番が多いし、受験で休みをとっているからラッキーだった。本当は堂々と看病で休んでも構わないだろうけれど… )


健康であることが、日常を送るうえで大前提にあるものなんだな、(病院という別世界に閉じ込められた気がしてくる。この狭いカーテンの中にいると。)と改めて感じている。





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