見出し画像

【Day67】両親へ花嫁の手紙を書く

自分が結婚する時、両親への手紙に何を書こうか考えたことはありますか?

今回は、結婚の予定がなくても両親に手紙を書いてみることをおすすめします。

もしご両親がいらっしゃらなくても良いです。そして誰にも見せなくても良いです。

あなたが命を授かったのは、ご両親の命があったからですし、お母さんがお腹の中で育ててくれたからですし、誰かが面倒を見てくれたから今のあなたがいるのです。

改めて、今振り返って色々思い出し感じてみると、感謝する気持ちや大人になって新たな発見や気づきがあったりします。

もしかして自分は今まで自分が思っていたよりも、愛されていたのかもなと思ったりするかもしれません。


私は結婚式に読むつもりで手紙を書いてみた時、ビックリするぐらい泣きました。

嗚咽混じりに。。


私の家庭はあまり裕福ではなくて、親からは「あなたには苦労させたね、、」と言われたりします。

子供の頃を思い出すと、金銭面的に不安な感情になったり、何でも我慢することが癖になっていて、その癖は大人になってからもなかなか外れなくて、育った環境って手強いな。と思ったりもします。

そしてお互いに干渉しないあっさりしている家族なので、家族愛を強く感じる機会は無いというのがそれまでの正直な感情です。

でもこの手紙を書くために今までを思い出してみると、

食事の時、いつも母が果物などの美味しい部分は子供達にと食べさせてくれていたこと。
出かける時、父が当たり前のように送り迎えしてくれてこと。
家庭の収入が無くなっても明るく接してくれていたこと。
休みの日はお弁当を持って公園にピクニックに連れて行ってくれたこと。


大人になって振り返ってみたからこそ、じーんとくるものがありました。

そして、感謝や今の思いを書いた手紙を定期的に読み返しています。


何度も読んで心の中で両親に感謝の気持ちを伝えていたら、いつの間にか日常でも両親に感謝を伝えることができるようになりました。

実家に帰った時には両親に
「こうやって皆んなで一緒にご飯食べてる時間が幸せ、ありがとうね」
と言葉にして伝えています。

すると、両親も
「帰ってきてくれて嬉しいわ、ありがとうね」
と言ってくれ、お互いにそんな会話が増えました。

10代の頃は家族に対して不満が多くて、感謝の気持ちなんて伝える発想すら無かったけれど、意識が変わって言葉で伝えると、以前より家族仲が明らかに良くなってきました。

《感想》

感謝の気持ちを表現することで、普段何気ない日常や周りの人への感謝の意識を高めることができました。

恋愛関係においても、感謝や感情を伝えやすくなったり、愛情に気付きやすくなったり、している気がします。

手紙を書いてすぐは、自分は思っていた以上に愛してもらい、大切に育ててもらっていたのかもな、という気持ちでした。

それから数日、その手紙の気持ちを味わっていると、「愛する」という感覚が少し芽生えるのを感じました。

それは、家族が自分を「愛」してくれた感情と、そんな自分を自分が愛する感じと。
その感情を味わっていると、自分の近くにいる人(例えば、食事に何度か行っている人など)に対しても愛するような大切に思う気持ちで接するようになりました。

手紙を書いてみて良かったことは、感謝の気持ちが芽生えて伝えるのが普通になり、周りの人とのコミュニケーションが良好になったこと。

そして、「愛」という感情を感じて、自分自身と近くにいる人を以前よりも「愛する」ことができるようになったこと。

書いてみて、人生が変わる人もいるかもしれないくらい、オススメです。
ぜひ一度、試してみてもらえたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?