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命に関わる貧血で緊急入院⁉

     冷静に考えてみよう!
     『これも冷えとり』
先生、今日の定期検診で血液検査をした結果
命に関わる貧血』と言われ、そのまま入院
になりました..とメンバーさんから届いた
メール。 ん?命に関わる貧血って何⁉と思
いメンバーさんに質問!!

.ねぇねぇ○○さん、ところで今日どうやっ
 て病院に行ったの?
.『自分で車を運転して』...
.ふ~んで、命に関わる貧血なら日常生活に
 支障をきたすはずで、仕事にも行けないよ
 ね⁉
.『仕事も普通~に行ってましたよ。』
.ちなみに今日まで家事は誰がやってたの?
.『私です!特にめまい、立ちくらみ等々何
 も問題なく普通~に生活してました。』
.だよねぇ~っ、否定はしないけど、もしも
 本当に命に関わるほどの貧血なら、家事も
 出来ないし、仕事に行ったり、ましてや今
 日みたいに自分で車運転して病院に行ける
 かね⁉ もし、本当に検査結果が正しけれ
 ばもっと早くに入院になってない⁉
.『あっ...💦』
実はこの手の話、メンバーさんである医療従
事者の方からもよく聞くんです。
医学を否定はしませんが、今は昔と違い病院
に行くと聴診器で身体の音』を聞くこと
がなくなりました。脈を取ることや、あっか
んべ~っをしたり、ウエッと言いながら喉を
見ることもなく、医師はパソコンの画面を見
ながら会話をするし、目を見て話すこともな
くなった。 私はこんな医師を不思議に思い
『先生機嫌が悪いんですか⁉怒ってるんです
か⁉』と聞いたことがあり、その場にいた
看護師さん大爆笑でした。全て検査の数値だ
けで結論を出す。人や身体を見ずに、数値や
画像やデータを見て判断したり、余命宣告で
命の期限を決める、それを素直に受け入れる
側も私は、おかしいと思う。

だから、長引く体調不良で血液等を検査して
も、数値や画像に現れなければ異常なしと言
われる。当然ながら改善もせず不調が続き、
こんどは病院を変えて再び検査を実施、でも
結果はやはり同じ。そして最終的に下る診断
は、なんと『原因不明』というお墨付を頂き
末永く体調不良と付き合うことになります。
その結果、『原因不明難民』が増える。
そもそも身体に『原因』がなければ体調不良
は起きないという単純なからくりをお互い気
がつかない💦なぜか?患者は医師を頼り、医
師は数値や画像やデータを頼るからだと思う
    治療家の私がやること
治療家の私ですら最低でも、顔色、声色、話
し方、肌の張り艶、呼吸の状態はたまた歩
き方から一挙手一投足等身体全身に現れて
いるあらゆる状態や異常を観察し総合的に
メンタルの状態を判断する。それからその日
の施術内容を決めるというのに...

人の体調等を触診することもなく、身体の
声を聞かずに、数値やデータだけで全てを判
断し、その結果を受け入れ大切な命を委ねる
ことに私は個人的に、違和感と危機感を覚え
るのです。そう思うのは、もしかしたら子ど
もの頃から沢山の町医者とのお付き合いの中
で育ったからかも⁉ 知れない。


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