見出し画像

あなたも豆屋を始めませんか。    ⑮ 開店時の仕事


缶もいろいろ作りましたが、この3つが一番人気が高かったです。


 
店が完成に近づくとやらなければならない事が多くなり、忙しくなってきます。お勤めをしている人も開店一か月前位には会社を辞めて、色々仕事をしなければならなくなるはずです。
 
レジはどうするのか、今はパソコンと連動したポスレジを使う店が多くなりましたが、そういう設定が苦手な人は、大型家電量販店で売っているレジで一番安いやつを一台買へば、良いと思います。まあ、ザルを吊るしておいて、その中に釣銭を入れておいても良いのですが。(笑い。)
 
この場合は、お客さんにレシートが欲しいと言われた時は、一々、領収書を書かなければならないのが、少し不便かもしれません。でもお客さんは喜ぶかも知れません。私も一度はやってみたいと思っていましたが、やるチャンスはありませんでした。(笑い)
 
ただ、何にしろ、使い方は慣れておかないと開店初日からバタバタすることになります。大事なのは釣銭です。私は最初の店は府中店でしたが、釣銭を用意するのをすっかり忘れてしまい、慌てました。土曜日ですので、銀行はやっておらず、友達が東京競馬場で釣銭を作って来てくれました。こういうのは、後から酒の席での笑い話としてはとても面白いですが、当時はそれどころでは無くなりますので、注意が必要です。
 
豆は、3日分位はもつ様に焙煎しておくことが肝心です。忙しい時に売りながら焙煎するというのは仕事に慣れていない開店時には、なかなか上手く行くものではありません。
 
普通の人ですと、開店3日間は忙しくなるのが普通です。それは知り合いが来て買ってくれるからです。それが終わると客足はバッタリ止まり、たまにお客が来るという状態が続きます。ここからが本当の仕事です。

ここから先は

0字
このマガジンを購読すると、南方郵便機のコーヒー教室・カフェ講座の受講料が半額になります。

コーヒーの豆屋を始めたい方に、豆屋の始め方を書いています。コーヒーの基本的な知識、焙煎、焙煎機、店舗の探し方、豆の仕入れ方、経営の仕方等、…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?