見出し画像

日々の買い物で感じる食文化の話

日本にいる時はかなりの確率で自炊していました。単純に料理がすき、なんなら自分の作るごはんもすきなので、食べたいものを食べるために作るって感覚。食べたいもののためなら深夜にだって飯炊くタイプの人間です。

さて、2024年のスタートとほぼ同時にマレーシアに越してきたけれど、相変わらず基本自炊の生活をしています。
日本人も多い地域とあって、割高ながらも日本のものは結構手に入る。醤油や味噌、麺つゆだってある。便利だな〜。
あとはアジア圏なので共通して使うようなものはもちろん手に入るし、野菜も、あまりに見たことないものはない。なんなら「あらこんなのまで手に入るの!」って思ったものもあった。

手に入らない、入りにくいものももちろんある。案外刺身やお寿司はこちらでも人気あるので食べられる(クオリティに関してはさておき)。

個人的に意外だったのは、以前記事にも書いたピーマン。めちゃくちゃ海外から来た顔してるのに、見かけない。

あとは食材の種類とはではないけど、これもか〜と意外に感じたのは、薄切りのお肉。
特にイスラム教徒の割合が多い国なので、薄切りの豚肉は比較的レアな食材かも。中国系の方が多く、火鍋用に売ってはいるけど(火鍋はとても人気な料理だそう)、種類は多くない。
あとは薄切りの牛肉も、生鮮市場やコリアンマーケットみたいなとこでしか見かけない。

それじゃあ肉はどんなのが多いかっていうと、基本骨付きのぶつ切りが多い。薄切り肉に見慣れている日本人からすると豪快なカットのものが多いなと思う。逆に言うと、日本のスーパー、ほぼ全ての豚肉・牛肉は薄切りしか無いような気がしてきた。海外の方が日本のスーパー見たら「まあこんなペラペラなお肉しかないの…」とでもなりそう。

かたまり肉、もちろん美味しいんだけど、火を通すのに時間がかかるんだよな。
日本で薄切り肉が多く流通してるのは時短文化のあらわれなんだろうか。お肉の切り方一つとっても文化の違いがあるなんて思ってもみなくて、ちょっと面白いなと感じたスーパーでの発見でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?