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糖質制限と脂質制限どっちが痩せる?

こんにちは!パーソナルトレーナーの首藤です。
私は多くのお客様を指導してきましたが、食事指導の際に苦労をしてきました。

なぜなら、パーソナルジムでダイエット=糖質制限のイメージを強く持つお客様が多かったからです。

特に過去、糖質制限されてきたお客様のマインドを変えるのには一苦労でした。

炭水化物は太る。抜けば体重が落ちるし痩せる。以前は糖質制限で-10Kg落ちた等

それだけ炭水化物は悪だと思われているのには何でなのかと思いました。

私は皆、その考えに至る可能性は下記のとおりだと答えを導きました。

・日本人は主食がほぼ糖質な為、主食を抑えれば痩せると考えるようになった。
・大手ダイエットジムやダイエット雑誌の影響で糖質制限に強い影響が残った。
・メディアでのダイエット論が確立されていない為(運動、食事知識が低い方が多い)

一番重要なのはメディアでのダイエット論が確立されてないことでしょうか。
ダイエット研究家、管理栄養士、トレーナー、評論家、インフルエンサーなどがそれぞれ違う情報を発信しています。

糖質制限は間違っていると言う方から、糖質制限を賛同する方もいるので、情報が確立されていないのです。

ただ、発信している人達の目的が違うわけです。
両方のメリットデメリットを理解した上で目的別に発信しているわけですね。

糖質制限は浮腫みも摂れ、身体の気だるさなどがなく、短期的に行う分にはスッキリしますが、長期的に行なうと身体の疲れが溜まりやすくなり、筋肉量の低下、熱産生の低下などを引き起こします。

長期的に行うとケトン体といい、糖質から脂質をエネルギー源にできる体質に変換できるのですが、やはり普段身体や脳を動かしているのは糖なので、気だるさが増して行きます。

その点脂質制限はリバウンドを防ぎ、筋肉量の維持、身体の疲労を溜めることなく減量をしやすくなります。デメリットは糖質制限より時間がかかる事です。

これを踏まえて私は脂質制限をお勧めします。

ダイエットは本来食事だけではなく、運動なども取り入れ行うものですが、糖質制限は糖が枯渇していくので、熱産生が下がり、最初は良いものの、途中痩せにくくなり、身体にも大きな負担がかかります。

海外で無理な糖質制限を行い亡くなったケースも存在します。
できれば糖質はダイエットであれば1日の基礎代謝+活動時代謝の50%は摂るのが無難です。

基礎代謝の簡易的な計算は体重×28.5で計算できます。
まずは基礎代謝より300Kcal程度高い数値から食事を続けて行きましょう。


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