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開発と料理 ~ 長く続けるために ~

こんにちは。
株式会社スタメンの西松です。この度、スタメンnoteリレーに参加させて頂くことになりました。スタメンでは漏洩チェッカーグループに所属し、機密情報の流出を未然に防ぐための Windows クライアントアプリの開発を主に担当しています。

私はシステムエンジニアになってから、約20年になります。
ですが、今もなお、システム開発をこよなく愛しています。なぜ、それまでにも長くシステム開発を続けてこられたかを、私の趣味である料理と共にお話させて頂ければと存じます。

学歴~職歴

2004年3月:岐阜大学 大学院を卒業。
  |    土木系の学部でしたが、構造物を数値解析する研究室に
  |    所属し、独自の計算プログラムを作成。
  |    これを機に、システムエンジニアとして進むことを決意。
  |
2004年4月:株式会社 トヨタケーラムに入社。
  |    CADおよびCADのデータ管理サーバを開発。
  |    その他、受託案件の開発など。
  |    最初はプログラミングがメインだったが、内部設計、
  |    仕様検討、要件定義など、徐々に上流工程も担当。
  |    (在籍:11年8ヶ月)
  |
2016年1月:Tranzac 株式会社に転職。
  |    製造業向け生産管理システムを開発。
  |    要件定義~保守、ユーザサポートの全工程を担当。
  |    (在籍:7年3ヶ月)
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2023年4月:株式会社 スタメンへ転職し、現在に至る。

料理を始めたきっかけ

料理を始めたきっかけは、小学生の頃、両親が共働きだったということと、「クッキング パパ」という漫画に出会ったことです。漫画を真似て、母親の帰りが遅い時は夕食の準備を私が行うこともありました。それで母親に褒められたことが嬉しく、それ以来、料理を作ることが好きになりました。
現在ではほぼ毎日、自炊しています。料理を振る舞うことも好きで、自宅に知り合いを招いてお食事会をすることもあります。

鉄板ナポリタン(タコさんとカニさんウインナー付き♪)

開発と料理を長く続けられた理由

以下の3点について日頃から気を付けて、常に楽しむことを考えてきたため、開発も料理も長く続けられたと思います。

  1. 向上心を持つこと

  2. 達成感を得ること

  3. 自ら作業環境を作り出すこと

これらについて、開発と料理のそれぞれの視点からお話させて頂きます。

1.向上心を持つこと

向上心 = 好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、前向きな意味を持つため、私はこの言葉が好きです。皆さんもご存じの通り、

何事も、好きであってこそ上手になる。いまは未熟であっても、本当に好きならば上達する望みがある。

国語辞典より

という意味です。

開発の場合、好きであれば日々進化し続ける新しい技術の勉強も苦にならないと思います。常に高い目標に向かっていく気持ち、目標を目指して努力する心、成長しようとする心が必要だと思います。
私自身、転職の度、これまで経験していない技術も新たに身に付けられ、苦労もありますが、自分の成長に目を見張るものがあると感じています。

料理の場合、これまで使ったことがない食材や作ったことのないレシピへチャレンジすることで、料理のレパートリーが増え、料理に対する見方が広がると思います。

2.達成感を得ること

達成感とは、ある物事を成し遂げた時に得られる満足感や高揚感などのことです。では、なぜ達成感が必要なのかというと、

  • 自己肯定感が高まる

  • ドーパミンが分泌される

  • マンネリの解消になる

などが挙げられます。
特に、自己肯定感は自分への自信につながり、次への成長にあつながると思います。

開発の場合、前述の向上心を持って得た技術で初めてシステム開発ができた時、私は一つの達成感を得ます。その結果、次のシステム開発への意欲が湧くため、エンジニアとしての良い傾向になるのではないかと思います。

料理の場合、何度も失敗を繰り返してきたレシピが完成した時、人へ料理を振るまって好評を得た時に達成感を得て、再チャレンジや新たなレシピへのチャレンジへとつながります。

3.自ら作業環境を作り出すこと

作業環境は、向上心や達成感を得るために、なくてはならない土台だと考えています。

開発の場合、人間関係や物理的に自分に合わない環境で作業を続けると、心や身体を壊してしまうこともあり、長く続けることが出来ません。時に、我慢が必要な場合もありますが、無理をし続けることはお勧めしません。
他責にするのではなく、自分で自分に合う環境を整え、向上心、達成感を持って仕事をし続けることも重要だと考えています。
これまでに私が2回転職した理由は、そのためです。

料理の場合、作業スペースが狭くて物が置けなかったり、道具がなくて労力が掛かり過ぎてしまうと料理を作ることが苦痛になってしまい、向上心も達成感も得られなくなってしまいます。
逆に、作業スペースが広くて使用する食材が並べられたり、スライサーやハンドミキサーといった調理器具によって作業効率が上がると、料理を作ることが楽しくなり、次々と料理を作るチャレンジがしたくなります。

4年も愛用しているハンドブレンダーセット

開発と料理を結び付けた理由

開発と料理を結び付けた1番の理由は、どちらも人を幸せにするツールの1つであると考えているからです。

開発の場合、ユーザ様が要望する機能を開発し、ユーザ様から喜びの声を聴くことができると嬉しくなります。また、開発したシステムが拡販でき、会社に貢献できれば、社員の皆さんへの喜びにもつながります。

料理の場合、美味しい料理を食べると幸せだと感じますし、人に料理を振る舞うことで食べた人が幸せな一時を感じてもらい、美味しかったとの一言を頂くと料理を作った甲斐があります。

最後に

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
同じスタメンのメンバーで、プリンのレシピを掲載された鈴木さんと同様に、スタメンのメンバーに振る舞って好評だったレアチーズケーキのレシピを載せますので、ご参考にして頂ければ幸いです。

レアチーズケーキのレシピ

◆台の材料(18センチの型を使用)
ビスケット(リッツ、1箱13枚x3パック)  2パック
無塩バター(雪印)             70グラム

◆フィリングの材料
クリームチーズ(Luxeリュクス)      130グラム
砂糖                   75グラム
ヨーグルト(バロー プロバイオティクス) 50グラム
生クリーム(雪印ホイップ)        200グラム
レモン汁                 小さじ2
バニラエッセンス             数滴
ゼラチン                 5グラム

◆作り方
1.型に分量外のバターを塗り、型紙を敷きます。
2.砕いたビスケットに溶かしバターを混ぜます。
  全体がシットリするくらいですが、足りない時は追加します。
3.1に2を敷き詰め、冷蔵庫へ入れます。
4.ゼラチンに大さじ1の水を入れてふやかします。
5.クリームチーズを500wで30〜40秒くらい温め、
  木ベラ等で滑らかになるまで混ぜます。
6.5に砂糖、ヨーグルト、レモン汁、バニラエッセンスの順で、
  ムラが出来ないようによく混ぜながら材料を1つずつ加えていきます。
7.生クリームを7〜8分立てにします。
  泡立て過ぎると、食感が固くなります。
  目安として、ツノを立てた時に先端が倒れるくらい。
8.4のゼラチンに大さじ1の水を更に加えて、500wで30秒温めます。
9.8を6に加えて、手早くダマが出来ないようによく混ぜます。
10.9を7に加えて、よく混ぜます。
11.3の型に10を入れ、表面をならし、
   冷蔵庫で2〜3時間冷して、出来上がり♪

レアチーズケーキのカット中


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