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草取りで心晴れやか

朝、息子が学校へ行った後、1時間半も草取りをしてしまった。

草取りしたいな〜と思いながら、晴れで(暑いから)できない、雨で(濡れるから)できない、とずっとやらないでいたらボウボウになってしまっていた。

今日は晴れの予報だったが、朝はまだ陽が出ておらず、
今しかない!
と、チャンスを逃さないよう、息子に「行ってらっしゃい」を言って新聞を取った後、そのまま草取りを始めた。

雨上がりで土が湿っていたので、ちいかわのエンディングの歌を思い出す。
土が水を含んでまだ生乾きにもなっていなくて、スルスル草が抜ける。
頭の中で歌いながら、時にうっかり口ずさみながら草取りをする。


はぁ。

1時間ぐらい経ったかな。

そう思い家に入って時計を見たら、やっぱり1時間経っていた。


抜いた草の山があちこちにあるが、そのまましばらく置いて、乾いてからごみ袋に入れよう。

そう思って家に入ったのだが、忘れてしまって乾いた草が風に飛ばされて道路を汚したらいけない、と思い直す。

再び外へ出て草の山のところへ行ったら、草についていた土はもう乾いていた。

片付け始めたら、抜き残しが気になって草取りの続きになってしまい、結局それから30分草取りをしてしまった。


朝からぐったり。

どうしよう、今日いろいろやることあるのに。

そう思ったが、少し休んだら元気に働けた。

体力がついた?

わからないが、よかった。



夜。

たまにあった根が強い草を力任せに抜いたからか、指先が痛い。

それを聞いた息子が
「草って成長点っていうところより下なら抜かなくても切ればいいらしいよ。ただ、草の種類によってその場所がちがうんだって。」
と言う。



へぇ。
いろいろ知ってるね。


…。

草取りの前に何の草か調べてその成長点を調べるということを、私はしないだろう。

無理に抜こうとしなくても、下の方で切ればよし…草によるけど。
ということか。


今後は根の強い草と戦わないようにしよう。





今日、草取りをしてよかったこと。

・スッキリした
「小さい可愛らしい花が咲くから。」
と、花が咲くのを待ち、咲いた花を「あはっ、かわいい。」と愛でていた頃は穏やかでのんびりした気持ちで平和だった。
花が終わってから抜こうと思っていたが、タイミングを逃してボウボウになってしまい、心の重荷に。
今日、草取りできて、庭も気持ちもスッキリした。

・シロツメクサの復活を確認した
駐車場の区切りのレンガの間のシロツメクサが、昨年の猛暑で全滅し、復活しないのを残念に思っていたのだが、草に紛れて見えなかっただけで、少し生えてきていた。嬉しい。
以前住んでいた家の近くではそこらに生えていたシロツメクサ。
幼稚園年少だった息子が好きだったのだが、今の家に引っ越してきてから近くで全く見かけない。
駐車場の区切りのレンガの間の植物に、「踏まれても強い」「息子が好き」という理由でシロツメクサを選択。種を購入し、蒔いたものだった。
踏まれるのには強くても暑さには負けてしまった。
復活したけど、また猛暑なら全滅するかな。今年の夏はいかに。


駐車場の区切りのレンガの間には、シロツメクサの他に、いい感じの草を少し残してある。
「いい感じの草」がどんなか、説明できない。
レンガの間に生えてる感じを私が気に入った、としか言いようがない。
とにかく、いい感じ、だ。


いい感じのまま、いい気分でいられるよう、今後はこまめに草取りしたいと思う。




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