あじさいまつり
先月下旬、あじさいまつりに行ってきた。
電車に乗って、山梨県の南部町というところまで行った。
ここへ行くことになったきっかけは、GWに遡る。
どこかへ行きたい
GWなどの長い休みには、夫が休日出勤になることが多いので(出勤したら休日じゃないじゃん!)、例年特に家族旅行などの予定は入れない。
今年のGWもいつもどおり予定を入れていなかったが、夫が全て休めると言う。
天気のいい日が続いたので、どこかへ行きたくなった。
太陽は人を元気にする。
どこかへ行きたいけど渋滞はイヤだなあ。
そう思い、電車でどこか行くところはないかと考えた。
そういえば以前、夏休みだったか、夫が一日一人で遠出したいと言って、身延線で甲府まで行ってきたことがあったのを思い出した。
身延線って乗ったことないなあ、と思い、急に乗ってみたくなった。
目的地はどこにしよう。
「身延線 観光」で調べてみた。
あまり遠いと疲れてしまうので、遠すぎないところで…。
この辺りならあまり疲れず行ってこれそう、という距離のところで目に留まったのが「あじさいまつり」だった。
じゃ、来月だな。
身延線の旅は6月にすることにして、GW中は近場でのんびり過ごした。
初めての身延線
さて、6月下旬になった。
予定通り身延線に乗ってあじさいまつりへGOだ。
夫を誘ってみたら、行くと言う。
高3娘と中1息子は行かないと言う。
そうか、残念。
夫と2人で行くことになった。
JR東海道線で富士駅まで行って身延線に乗り換える。
目的地は内船駅。
初めての身延線はどんなかな。
夫が、進行方向を向いて左側が景色がいいと言うので、それに従って座る。
富士駅を出てしばらくは街中の景色。
建物の景色が続く。
…普通だな。
左側、日射しがツライ…。
特に景色がいいとも…?
夫に不平を言ったら、
「向きが変わるし、もっと行けばいい景色になるから。」
そうなのか。
信じてそのまま左側に座っていることにする。
そのうち自然いっぱいになってきた。
そして、田園風景が広がった。
わぁ、きれい。
写真を撮る。
他に同じような感じの乗客はいない様子だったので、普段から生活の足として利用しているという人が多かったのだろう。
観光客は特急に乗るのかな。
うつぶな公園
駅近くの役場分庁舎まで歩き、シャトルバスに乗せてもらい、うつぶな公園へ。
期間中の土日は公園駐車場が使えないため、シャトルバスが用意されていた。
徒歩20分と書いてあったが、山に向かってずっと上り坂なので、シャトルバスはありがたかった。
あじさいまつり会場の公園に着き、料金を支払ったらペットボトルのお茶を渡された。
まつり期間中のみ「あじさい管理費」として300円(中学生以下は無料)。
それでお茶までいただいて。
ありがとうございます。
うつぶな公園には90種、約3万株のあじさいが植栽されているという。
ボランティアの手によりあじさいの手入れなどがされているそう。
それはそれは。
人の思いが詰まっているのね。
ありがたく鑑賞させていただいた。
ウグイスやシジュウカラの声を聴きながら、あじさいの中をのんびり散策した。
ゆったりとした時間。
癒される〜。
スライドショー
そのときに撮った写真をスライドショー風動画にしてみた。
時刻表を見て気づいたこと
シャトルバスで山を下り、焼きそばを食べた後、子ども達へのお土産に信玄餅とパンを買い、ソフトクリームを食べた。
そろそろ帰ろうか、と駅で時刻表を見たら、電車が来るのは30分後だった。
あんまり本数ないんだな。
時刻表を見ていたら、反対方向への電車も同じ時刻だということに気がついた。
なんで、同じ?
そうか、単線なんだ。
駅ですれ違うから同じ時刻になっているのか。
電車に乗ってからは、疲れていたようで寝てしまった。
電車は楽し
日常の移動手段は車なので、電車で出かけるのは非日常な感じがしてそれだけでも楽しい。
より旅感がある。
寝てしまっても進んでいくし。
初めての場所でも乗っていれば目的地へ運んでもらえる。
乗ってみたかった身延線に乗り、野鳥の声を聴きながら美しいあじさいを見て、楽しい一日だった。
サポートいただけましたら、息子のために牛乳を買います🥛