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摂りすぎに注意!な脂質

摂った方がいい脂質についてお伝えしてきましたが、今回は摂りすぎると体に悪い脂質についてお伝えします!

体に良くない脂質の一つがマーガリンやショートニングなどの「トランス脂肪酸」です。
#マーガリンは人工のバターで、バターよりも安いものを作るために発明されたもの

トランス脂肪酸とは「常温で液体の植物油に、水素を加えることで固体にしたもの」で、酸化や変性しにくいのが特徴です。

トランス脂肪酸が入った油は繰り返し使うことができ、その油で揚げた物は時間が経ってもサクッとした食感が残ります。

便利なトランス脂肪酸ですが、摂りすぎると動脈硬化になり、心筋梗塞などの心臓病アレルギー性疾患などになりやすいと言われています😱
#トランス脂肪酸は構造が異なることで細胞膜に使われない
#さらにエネルギーとして使われる場合にも体に負担がかかると言われています

マーガリンやショートニングの他に、これらを使って作られた「菓子パン・ケーキやクッキーなど洋菓子・スナック菓子・揚げ物」などにも含まれています🍰
#最近ではマーガリンに含まれるトランス脂肪酸の量を少なくした商品も開発されているそう

また、牛肉や乳製品などの中には微量の天然のトランス脂肪酸が含まれています🥛
#トランス脂肪酸を大量消費しているアメリカやヨーロッパではトランス脂肪酸が規制されています
#日本は消費量が少ないことから規制が緩い😓

他に、「肉類の脂身やバター、ラード」などに含まれる「飽和脂肪酸」も摂りすぎると肥満や生活習慣病 (高血圧や心筋梗塞など) の原因になると言われています。

これらのようにたくさん摂ると良くない脂質もありますが、「摂らなきゃいけない脂質」もあるので、バランスよく脂質を摂ることが大切です。



参考:農林水産省「トランス脂肪酸の摂取と健康への影響」
Jones, T. 2021. The Pros and Cons of Shortening.

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