かな さくま

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。2023年の4月にその大学を辞めて、分子栄養学や睡眠について勉強中!

かな さくま

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。2023年の4月にその大学を辞めて、分子栄養学や睡眠について勉強中!

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  • 界面活性剤

    界面活性剤や洗剤、石鹸などについてです。

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    認知症を予防するための食生活についての記事です。

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    睡眠についての投稿です。ぐっすり眠れるためのコツや気をつけることなどを書いています!

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    私の家族内で起こった出来事に関する記事です。

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自己紹介

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。 2023年の4月にその大学を辞めて、分子栄養学や睡眠について勉強中! なぜ大学を辞めたのか、分子栄養学とは?ぐっすり眠れるための方法は? などなどを書いていこうと思います!

    • 皮膚トラブルを防ぐには

      肌に優しいシャンプーの一つとして「石けんシャンプー」があります。 しかし、石けんシャンプーだと「泡立ちの悪さや髪のきしみ、ごわつきが気になる」と思う方もいるかもしれません😓 #私も石けんシャンプー後のきしみが気になって一度挫折しました笑    その場合、「シャンプー前にブラッシングや予洗い (髪や頭皮をお湯で洗うこと) をしっかりする・髪に付ける前にシャンプーを手のひらでしっかり泡立てる・シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ・リンスをする」などを一度試してみてください

      • 肌に優しいものの選び方

        石油などを原料にして作られた合成界面活性剤は、洗浄力が高いのが特徴です。 しかし、肌に負担がかかったり環境に悪影響を与えてしまったりします。 それらを減らすにはどうすればいいのか? 主に3つあります。 #長くなるので分けてお伝えします 1. 刺激の強い合成界面活性剤が入っていないものを使う まずシャンプーやリンス、洗剤などについてですが、肌への負担が大きい合成界面活性剤が入っていないものを使うのが大切です😊 シャンプーや洗剤には界面活性剤が入っているものなので、そ

        • 合成界面活性剤を使い続けると…

          石油などを原料にして化学的に作られた合成界面活性剤は、ハンドソープ・洗剤・化粧品・洗顔・シャンプー・リンス・ボディソープ・歯磨き粉など色々なものに含まれています。 合成界面活性剤が入ったものは強い洗浄力を持ち、手頃な値段のものが多いです。 しかし、これらを使い続けるとどのような影響があるのか? まずは「皮膚」への影響です。 日々使っている台所洗剤 (合成界面活性剤が入った合成洗剤) で手が荒れた経験はありませんか? #私はよく荒れていたので洗い物するときは手袋をしてい

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          界面活性剤の種類

          ドレッシングを使う前に分離してたら、ボトルを振ったりスプーンでかき混ぜたりしますよね? 主に「酢・油・砂糖・塩こしょう」でできているドレッシングが分離するのは「液体である酢と油が混じり合わないため」です。 このように水に油を注いでもこの2つが混じり合うことはなく、境目ができてしまいます。 この境目をなくして油と水を混ぜ合わせる (油と水の両方となじむことができる) ものが「界面活性剤」です。 「汚れを落とす・水を浸透しやすくする・汚れが付きにくくなる」などの作用があり

          界面活性剤の種類

          油と水を混ぜ合わせる脂質

          イタリアンドレッシングなどのボトルに入ったドレッシングを使う前に何をされますか? 分離したドレッシングを混ぜるためにボトルを振りますよね? ドレッシングは主に「酢・油・砂糖・塩こしょう」でできています。 これらの材料とほとんど同じ材料からできているのがマヨネーズです。 マヨネーズは主に「酢・油・砂糖・塩・卵黄」でできているのですがドレッシングと違って分離していません。 なぜマヨネーズは分離していないのか? #ヒントは材料です! その理由は「卵黄」にあります。 卵

          油と水を混ぜ合わせる脂質

          肌の乾燥を防ぐ油

          オリーブオイルは「体にいい」とよく聞きますよね? 何が体にいいのかご存じですか? 今回はオリーブオイルに多く含まれるオメガ9脂肪酸についてお伝えします。 オメガ9脂肪酸は体内で作ることができる脂肪酸です。 体内で作られるからといって摂らなくて良いのかというとそうではありません。 オメガ9脂肪酸には血管系のトラブル (動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞など) を予防する効果があります。 また、肌からの水分の蒸発を防いでくれるため、保湿効果があります。 オメガ9脂肪酸を多く

          肌の乾燥を防ぐ油

          油は〇〇の脂肪酸からできている

          脂肪酸 (油) は大きく4つに分類 (オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸・オメガ9脂肪酸・飽和脂肪酸) されています。 しかし、それらに分類される脂肪酸は1種類の脂肪酸だけでできている訳ではありません。 どう言うことか?大豆油を例に見ていきます。 大豆油はオメガ6脂肪酸に分類されます。 ですが、オメガ6脂肪酸以外に「オメガ3脂肪酸やオメガ9脂肪酸、飽和脂肪酸も含んで」います。 それらの脂肪酸のうち「多くの割合を占めているの (主成分) がオメガ6脂肪酸なので大豆油はオメ

          油は〇〇の脂肪酸からできている

          オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良くするには

          オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸=1:2〜4が理想的な摂取バランスなのですが、このバランスにするにはどうすればいいのでしょうか? 方法としては「オメガ3脂肪酸を増やす」と「オメガ6脂肪酸を減らす」の2つあります。 まず、「オメガ3脂肪酸を増やす」についてです。 1. オメガ3脂肪酸を増やす オメガ3脂肪酸は青魚 (サバ・イワシ・サンマなど) やエゴマ油、アマニ油に含まれています。 これらを積極的に摂るのをお勧めします! 青魚は刺身や缶詰で、エゴマ油とアマニ油はサラダ

          オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良くするには

          オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は〇〇〇〇良く摂るべし!

          脂質の1つである「脂肪酸」のうち、「不足しがちなオメガ3脂肪酸」と「過剰になりがちなオメガ6脂肪酸」の働きについて見ていきます。 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はともに体内で作ることができない必須脂肪酸ですが、それぞれ逆の作用を持っています。 オメガ3脂肪酸は「細胞膜を柔らかくする・血液をサラサラにする・炎症を抑え、血栓をできにくくする・脳や神経組織に働きかけるなど」の働きがあります。 一方、オメガ6脂肪酸は「免疫機能を保つ・細胞膜を固くするなどの働きがあり、摂りすぎて

          オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は〇〇〇〇良く摂るべし!

          摂りすぎていませんか?オメガ6脂肪酸

          突然ですが、ご家庭では何の油を使って料理をしていますか? サラダ油でしょうか? それとも大豆油やコーン油ですか? また、日々の食事が「魚料理少なめ」「お惣菜やファストフード、インスタント食品をよく食べる」ではありませんか? 今回はサラダ油などや惣菜などに多く含まれている「オメガ6脂肪酸」についてお伝えします。 「オメガ6脂肪酸」は脂質の1種で、「体内で作ることができない必須脂肪酸」なので食事から摂らないといけません。 しかし、ほとんどの人がオメガ6脂肪酸を「摂りす

          摂りすぎていませんか?オメガ6脂肪酸

          脂質のバランスが悪いと…

          コレステロールはそれぞれの値が基準値以内かどうかよりも「バランスがいいかどうかを見る」のが大切です。 どういうことか? そもそも人間ドックの基準値は、 ・総コレステロール:140〜199mg/dL ・HDLコレステロール:40mg/dL以上 ・LDLコレステロール:60〜119mg/dL ・LH比:1.5以下 です。 ※ ちなみにですが、基準値は年齢や検査した機関によって違います。 日本動脈硬化学会のLDLコレステロール基準値は140mg/dL未満、日本臨床検査標準

          脂質のバランスが悪いと…

          コレステロールで大事なのは〇〇〇〇

          健康診断や人間ドックなどのコレステロール結果(HDL(善玉) コレステロール・LDL (悪玉) コレステロール・総コレステロールなど) を見て何を気にしますか? 「基準値以内だった!」 「前回より数値がよくなった!」 などでしょうか? コレステロールの検査結果を見るとき、基準値以内かどうかよりも「コレステロールのバランスが取れているかどうか」に注目することが大切です。 なぜかというと、検査結果が基準値以内でも健康状態がよくない場合があるからです。 この影響もあって

          コレステロールで大事なのは〇〇〇〇

          食事の量とタイミングは大事!

          「朝は皇帝のように、昼は王子のように、夜は貧者のように食べよ」 このことわざを聞いたことはありますか? これは「朝食は豪華に食べ、昼食はそこそこに食べ、夜ご飯は控えめに食べよ」と言う意味で、食事の摂り方について述べた西洋に昔からある教えです。 この教えが具体的に何を意味しているかというと、朝起きた時にはエネルギーが不足している状態なのでそれを補うためにも朝食は食べようということです。 寝ている間も体はエネルギーを消費します。 朝からしっかり活動し、集中力を高めるために

          食事の量とタイミングは大事!

          コレステロールが悪者になったきっかけ

          前回、食事に含まれるコレステロールはほとんど気にする必要がないことをお伝えしました。 今回は「卵を食べすぎるとコレステロールの値が上がる」「コレステロールは動脈硬化を引き起こす」と言われるようになったきっかけについてお伝えします! 1913年のことです。 ロシアの病理学者である「ニコライ・アニチコフ」が卵などの「コレステロールを多く含む動物性の餌」をウサギに与えて動脈硬化をつくる実験を行いました。 餌を与えた後、ウサギの血液を検査してみるとコレステロール値が上がってお

          コレステロールが悪者になったきっかけ

          卵をたくさん食べても大丈夫!

          「卵を食べすぎるとコレステロールの値が上がる」と聞いたことはありませんか? 実はこれ…間違いなんです😳 なぜなら、コレステロール量は体内で調整されるからです。 コレステロールは「約70〜80%が糖質や脂質を使って肝臓など」で作られ、「残りの約20〜30%が食べ物から」作られます。 この割合は体内で調整されており、食べ物からのコレステロール量が増えると体内で合成されるコレステロール量が減るのです😳 つまり、食事に含まれるコレステロールはほとんど気にする必要がないのです

          卵をたくさん食べても大丈夫!