かな さくま

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。…

かな さくま

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。2023年の4月にその大学を辞めて、分子栄養学や睡眠について勉強中!

マガジン

  • 分子栄養学

  • 睡眠豆知識

    睡眠についての投稿です。ぐっすり眠れるためのコツや気をつけることなどを書いています!

  • 認知症

    認知症を予防するための食生活についての記事です。

  • 家族編

    私の家族内で起こった出来事に関する記事です。

  • 大学受験編

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

オーストラリアの大学に合格するも、コロナで渡航できず、東京にあるアメリカの大学に入学。 2023年の4月にその大学を辞めて、分子栄養学や睡眠について勉強中! なぜ大学を辞めたのか、分子栄養学とは?ぐっすり眠れるための方法は? などなどを書いていこうと思います!

    • 摂りすぎていませんか?オメガ6脂肪酸

      突然ですが、ご家庭では何の油を使って料理をしていますか? サラダ油でしょうか? それとも大豆油やコーン油ですか? また、日々の食事が「魚料理少なめ」「お惣菜やファストフード、インスタント食品をよく食べる」ではありませんか? 今回はサラダ油などや惣菜などに多く含まれている「オメガ6脂肪酸」についてお伝えします。 「オメガ6脂肪酸」は脂質の1種で、「体内で作ることができない必須脂肪酸」なので食事から摂らないといけません。 しかし、ほとんどの人がオメガ6脂肪酸を「摂りす

      • 脂質のバランスが悪いと…

        コレステロールはそれぞれの値が基準値以内かどうかよりも「バランスがいいかどうかを見る」のが大切です。 どういうことか? そもそも人間ドックの基準値は、 ・総コレステロール:140〜199mg/dL ・HDLコレステロール:40mg/dL以上 ・LDLコレステロール:60〜119mg/dL ・LH比:1.5以下 です。 ※ ちなみにですが、基準値は年齢や検査した機関によって違います。 日本動脈硬化学会のLDLコレステロール基準値は140mg/dL未満、日本臨床検査標準

        • コレステロールで大事なのは〇〇〇〇

          健康診断や人間ドックなどのコレステロール結果(HDL(善玉) コレステロール・LDL (悪玉) コレステロール・総コレステロールなど) を見て何を気にしますか? 「基準値以内だった!」 「前回より数値がよくなった!」 などでしょうか? コレステロールの検査結果を見るとき、基準値以内かどうかよりも「コレステロールのバランスが取れているかどうか」に注目することが大切です。 なぜかというと、検査結果が基準値以内でも健康状態がよくない場合があるからです。 この影響もあって

        • 固定された記事

        マガジン

        • 分子栄養学
          25本
        • 睡眠豆知識
          7本
        • 認知症
          11本
        • 家族編
          8本
        • 大学受験編
          6本
        • 大学編
          6本

        記事

          食事の量とタイミングは大事!

          「朝は皇帝のように、昼は王子のように、夜は貧者のように食べよ」 このことわざを聞いたことはありますか? これは「朝食は豪華に食べ、昼食はそこそこに食べ、夜ご飯は控えめに食べよ」と言う意味で、食事の摂り方について述べた西洋に昔からある教えです。 この教えが具体的に何を意味しているかというと、朝起きた時にはエネルギーが不足している状態なのでそれを補うためにも朝食は食べようということです。 寝ている間も体はエネルギーを消費します。 朝からしっかり活動し、集中力を高めるために

          食事の量とタイミングは大事!

          コレステロールが悪者になったきっかけ

          前回、食事に含まれるコレステロールはほとんど気にする必要がないことをお伝えしました。 今回は「卵を食べすぎるとコレステロールの値が上がる」「コレステロールは動脈硬化を引き起こす」と言われるようになったきっかけについてお伝えします! 1913年のことです。 ロシアの病理学者である「ニコライ・アニチコフ」が卵などの「コレステロールを多く含む動物性の餌」をウサギに与えて動脈硬化をつくる実験を行いました。 餌を与えた後、ウサギの血液を検査してみるとコレステロール値が上がってお

          コレステロールが悪者になったきっかけ

          卵をたくさん食べても大丈夫!

          「卵を食べすぎるとコレステロールの値が上がる」と聞いたことはありませんか? 実はこれ…間違いなんです😳 なぜなら、コレステロール量は体内で調整されるからです。 コレステロールは「約70〜80%が糖質や脂質を使って肝臓など」で作られ、「残りの約20〜30%が食べ物から」作られます。 この割合は体内で調整されており、食べ物からのコレステロール量が増えると体内で合成されるコレステロール量が減るのです😳 つまり、食事に含まれるコレステロールはほとんど気にする必要がないのです

          卵をたくさん食べても大丈夫!

          悪玉コレステロールは悪くない!

          肝臓で作られたコレステロールを末梢神経 (全身の細胞) まで運ぶ悪玉コレステロールですが、なぜ「悪玉」と呼ばれているのかご存じですか? それは動脈硬化につながると考えられているからです。 LDLは全身までコレステロールを運んだあと、それらのコレステロールをそのまま放置します。 それが結果的に血管の老化を進め、動脈硬化につながると思われています。 #これは間違いなのですが、こう考えられるようになったきっかけは今度お伝えします! しかし、本当に危険なのはLDLの値が「高い

          悪玉コレステロールは悪くない!

          コレステロールはどう運ばれる?

          コレステロールは脳や神経細胞にとって大切な脂質です。 しかし、脂質 (油) の1つである コレステロールは液体である血液に溶けません😓 #放置したドレッシングが2層に分かれているのも液体である酢などが油に溶けないから じゃあどうやってコレステロールは運ばれているのか (移動しているのか)? それは「リポタンパク質」という血液 (液体) にも脂質 (油) にもなじみやすいものに包まれた「球体の状態で血管の中を移動」しています。 #リポタンパク質はリン脂質とタンパク質から

          コレステロールはどう運ばれる?

          コレステロールは◯に多く存在する

          人の体のなかでコレステロールが一番多い場所はどこかご存じですか? 実は… 「脳と神経」なんです。 「コレステロールの4分の1が脳の神経細胞に存在」しています。 コレステロールは情報を伝えるスピードと関わっていて、不足すると脳の機能も低下します。 つまり、コレステロールの値が低い人は、受け答えや動作が遅くなってしまうのです。 #若い人でもコレステロール値が低い人は遅い傾向があると言われています 逆にコレステロール値が高いと (総コレステロール値が200mg/dL以上

          コレステロールは◯に多く存在する

          コレステロールが低いほどやばい!?

          脳の成分のうち60%は脂質 (中性脂肪・脂肪酸・コレステロール・リン脂質などのエネルギー源になる栄養素) なのですが、その脂質の50%を占める「コレステロール」についてお伝えします。 コレステロールと聞いてどんなイメージを持たれますか?「体に悪い」「コレステロールの値が高いとやばい」「摂りすぎるとよくない」などのイメージがあるでしょうか? 悪いイメージが強いコレステロールですが、私たちにとって、とても大切な脂質の一つなのです! コレステロールは「ホルモンやビタミンDの材

          コレステロールが低いほどやばい!?

          ストレスなく起きるには

          気持ちよく寝ている時にけたたましいアラームの音で目が覚める😓 そんな朝を過ごしていませんか? ストレスなくスムーズに起きるには「自分の名前を録音したものをアラームにする」のがおすすめです👌 これは「カクテルパーティー効果」という心理効果を利用したものです。 カクテルパーティー効果とは「自分が興味関心を持っている話題や自分の名前が騒がしい場所でも自然と耳に入ってくる効果のこと」です。 この効果によって、ただのアラーム音よりも自分の名前を録音して流すアラームの方が目覚め

          ストレスなく起きるには

          寝てる間は〇〇を多くするといい!

          「窓を開けたまま寝た方がよく眠れる」という話を聞いたことがありますか? 実はこれ、本当なんです! なぜ「窓を開けて寝ること」と「よく眠れること」が関係するのか? それは、窓を締め切ったまま寝ると「酸素不足になって途中で目が覚めてしまう」からです😨 なので、寝てる間に十分な酸素量を確保するのが大切です。 夏にクーラーをつけて寝るときは、少しもったいないですが「窓を開けたままクーラーをつけて寝る」のがおすすめです👌 窓を開けなくても「寝室の部屋のドアを開けておくだけで

          寝てる間は〇〇を多くするといい!

          体によくないものほど脳に届きやすい!?

          前回、脳にあるバリア機能「血液脳関門」についてお伝えしました。 血液脳関門が正常に働けるために、栄養が偏らないような食事が大事なのですが、「喫煙やお酒の飲み過ぎに気をつけることも大切」です。 届いて欲しい薬は届きにくいのに、「タバコのニコチンやアルコールは血液脳関門を通過」してしまい、その機能を低下させてしまうのです😢 #カフェインやドラッグなども脳に届いてしまう #脳に入ってほしくないものほど届きやすい なので、喫煙や過度な飲酒は認知機能が低下してしまうと言われていま

          体によくないものほど脳に届きやすい!?

          脳にあるバリア

          「血液脳関門」って聞いたことありますか? 「血液脳関門」は簡単に言うと「脳にあるバリア機能」のことで、血管から脳に「不必要なものや悪い物質 (病原体など) が入らないように」しています。 このバリアを通れる物質は「グルコース (ブドウ糖) やアミノ酸」などの小さいものに限られ、大きな物質は脳まで届かないようになっています。 また、薬も厳選されたものしか通ることができず、重要な薬ほど脳に届きにくいのです😢 物質の出入りを調整している血液脳関門ですが、「ストレスや加齢など

          脳にあるバリア

          認知症リスクを下げるもの

          認知症にならないために、脂質やイチョウ葉エキスについてお伝えしました! 今回は「ビタミンB群」についてお伝えします。 ビタミンB群には「ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン」の8種類あります。 ビタミンB群は「脳や神経系で特に需要が高く、それらの機能を維持したり、酵素 (反応を助ける物質) を助けたりする働き」があります。 また、エネルギー産生にも関わっており、脳機能を維持するために欠かせない栄養素です。 この中でも認知症予防に

          認知症リスクを下げるもの