Wish List No.10:誰かに感謝される
びっくりするくらい抽象的な願いである。でも、これは割と強く思っている。それは、天性の性格とかではなくて、現状の裏返しなのだ。
調整、調整、また調整
今自分が専らやらないといけない(と思っている)仕事は調整だ。割と大きい組織の新規事業に関わっていて、さらに立ち位置的に特殊なので、調整が求められてくる。
調整というときに、起きるのは背反だ。誰かにとってのうれしいことは、他の人にとってうれしい事とは限らない。もう、そこは現場で妥協点を見つけに行く、だとか相互上位層に判断してもらうようにお膳立てしていくとか、そういう事が多くなる。さらにそこで反発が多くなったりすると、それこそ、これをやっててうれしいのは誰なんだと疑問に思えてくる。
近くの唐揚げ屋さん
ちょっと話は変わって。僕は家の近くのキッチンカーで売っている唐揚げがおいしくて、ちょくちょく買いに行く。そこには、明確に誰かのうれしさがある。僕自身がファンなので、そこで唐揚げを作ってくれる人に感謝しているし、お店に並んでいても、唐揚げをお客さんに手渡すとき、お客さんから笑顔がこぼれたりする。
自分もこんな風に、人に喜ばれることをしたいんだけどなあと思う。
迷いがあるから、ちゃんと意識、行動する
自分の仕事がすごく抽象度が高いのは承知している。だからこそ、自分の仕事は誰が、どううれしいんだっけということに意識的でないといけないと思う。上司が言うから、やりましょうというのでは、現場も、賛同しにくい。そもそも、それやったほうがいいねと明確に言いにくいのだから。
仕事自体は、そう言う類のものもある。だから急に、みんなから感謝される仕事になるなんて事はないと思う。そんな仕事してないで転職でもすればというのも極端だ。
仕事自体で、出来る事はしつつも、仕事以外でも、誰かに感謝されるみたいなことは、大事にしたい。そう、例えば休日、子供に料理を作ってあげる。子供の好きなものを作ると、喜んでくれるし、奥さんも料理をする手間が省けるから、いい。なんて小さい事でも、大事にしたいと思うようになった。
これは逆に、怪我の功名みたいなものだと今気づいた。昔はご飯作ってよとか言われても、めんどくさいなあと思っていたけど、今は喜んでもらえるなーと思って割と積極的にできる。うん。こういう、いい事もあるものだなと最後に付け加えておく。
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