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【深島暮らし日記】 #6 島にやって来る人たち

こんにちは、稲石渓太です!

深島にやって来て3ヶ月が過ぎました。
時の流れは早いもので、僕の(とりあえずの)深島生活も残り半分ほどとなってきたところです。11月には地元茨城にいったん帰ろうと思っています。

さて、今回の記事では、
深島にはどんな人たちがやって来るのかについて書いていきます!
文字多め!ご堪忍🙏





島に行く理由ってなんだ

みなさんは離島を訪れたことがありますか?

石垣島や屋久島に行ったことがあるなら、それは観光?
隠岐諸島なんかに行ったことがあるなら、インターンとか?
奄美大島に生態系の調査に行った人もいるかもしれません。

深島のことを人に話すと、よく
「深島って観光客は来るの?」
と聞かれます。

答えはYES!
はっきり"観光"と呼ぶのが正しいのかはわかりませんが、猫を愛でに来たり、海で泳ぎに来たり、総じて島の雰囲気を味わいに来たりなど、いろんな人がやって来るんです。
この前なんか、アゼルバイジャンやイングランドから、猫を見るために日本旅行の日程に深島を組み込んだ強者たちもいました。世界は広いです。

釣り人もよく来ます。
彼らは船を降りたらまっすぐポイントに向かうので、来島を把握できないこともしばしばあります(笑)


観光が転じて、島民として片足突っ込んでいる方々も何組かいます。
最初は釣り目的で来たら気に入っちゃって、何回も来るうちに「泊まっていきなよ〜」とか「飯食ってきな〜」とか「ちょっと砂利運ぶの手伝って!」とか、そんな状態になっている方もいるのです。
僕にとっては先輩のようなものです😆



"観光"では来ない人たち

では観光客ではない人たちってどんな人たちでしょうか?

わかりやすく1つのカテゴリーでいうなら"仕事"です。
仕事で深島に来る人たちはかなり多いのです。

僕が深島に来た4月から現在まで、cefeやinnの建設作業がメインでした。
そうすると、島に仕事で来る人たちというのは…

電気や水道の配線・配管屋さん、天井や床のクロス屋さん、建具屋さん、デザイナーさん、ガス屋さん。
消防の方々、保健所の方々、何やらチェックしている方…
と、施設のオープンに向けてこれだけの人たちが島を出入りしています。

他にも、カメラマンさん、猫たちのお世話をしてくれる方々、役所の方、
ばあちゃんたちのサロンの先生などなど。
毎日違う人たちがやって来るのです。


あとは自分のように、島に一定期間滞在して働いたり、何かお手伝いをしたりする人ですかね〜。
国交省のプログラムを利用して来る若者や、僕が個人的に友人を誘って来てもらったこともあります。

↑その国交省のプログラムについてはこの記事も読んでみてください。


「色んな人が島にやって来る」ということ

このように色んな目的・職種の人たちが島にやって来ると、住んでる僕らも楽しみが増えます。

例えば、配管屋さんや建具屋さんが使う専門の工具。
ある用途に特化したおもしろい工具とか不思議な形のパーツをたくさん見れるのです。
これは何に使う道具なんだ?と予想しながら作業の様子をチラ見させてもらってます(笑)
そういう人たちと話すのも楽しいしね〜😊


島の子どもたちにとっても、色んな大人たちが行き交う日々は気づかないうちに刺激になっていると思います。(たぶん)

自分の子ども時代を思い返してみると、学校や習い事の先生くらいしか、親以外の大人と触れ合う機会ってなかったけれども、島には毎日違う人が違うことをしに来ていて、彼らとの触れ合いを通して小さい頃から「社会」ってものをなんとなく感じ取っているのではないかな〜と思います。(ってことをこの前話してた)

ほ〜んとに色んな人が来るから、島以外の世界を知るのに島に住むのは絶好の環境かもしれないです。
海外からのお客さんや、いい意味で変な人もたくさん来るので、世の中には色んな人間がいるんだなーってのを小さいうちから知れるのはなんかいいですよね。



ということで

ということで深島には、実は島民を遥かに超える数の人々が出入りしているのです。

そういう出入りする人たちがみんな帰った夕方5時〜6時くらい。
この時間が深島はとても綺麗です。泊まらないと味わえないあの贅沢な時間をぜひ体感してもらいたいもんです。


お客さんがみんな帰った後、海を眺めながら…

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