ぶり返さない整体術と武士道(サムライ)

本日の要点:サムライとして人生を生きるのもアリです。
目次
1目的なく依頼する恐怖
2ヨーロッパの思考と日本の思考
3武士道と禅を合わせて
4どう生きるのか決める


1目的なく依頼する恐怖
 僕が 「いったい何のために治すのかな?」って患者さんに聞くと、
 「そりゃ、痛いから治してほしいんですよ」と返ってくるんです。
「何のために?」の答えと違うんです。
 ぶり返さない 治療のためには「何のために治すのか?」が
大事なんです。
例えば
 せっかくお金を払ってまで ダイエットに成功しても、
ぶり返しちゃったら意味がないじゃない?
「 何のためにダイエットするの?」が大事なのね。

 今飲んでる薬、安いし気軽だけど、
知ってか知らずか、安くて気軽な人生を選択している。
「 何のために治療を受けるのか?」が大事なんだけれど
日本人は100%それがないから
安くて気軽な選択をして我慢しちゃう。

 文化の違うヨーロッパの人って 我慢をしないで自分でケアをする。
我慢の結果が、自費治療って無駄でしょ?

2ヨーロッパの思考と日本の思考
 例えば、ヨーロッパの神様の教えってすごく根強くて根深い。
「自分と同じくらい他人を愛しなさいよー」って
教えがあるから まず自分のケアをする。
受け入れやすいでしょ。神様の教えだから。でも日本人は違う。
無宗教だから

 自己愛とか 積極的に自分を愛するって違和感を感じる。
キリスト教はセルフラブって言うけど、キリスト教以前の日本
日本でセルフラブの概念に近いのって
「禅」なのね。
 禅は辛い修行をイメージするけれど、
実はルールを作って 自分への関心を深めてる。
 ほら 愛の反対語は「無関心」っていうじゃない。
だから「じぶんに関心がある」のが、自己愛でしょ。

3武士道と禅を合わせて
 もう一つ。
 僕ら子供の頃からチャンバラとか水戸黄門様とかの
お話、好きでしょ。
いわゆる勧善懲悪ってお話。
弱者を助け強者を挫く。
義を見てせざるは勇なきなり。とか
利己ではなく利他の精神が
実は武士道の教え。
他人への思いやり、関心 から始まるのね。
”新渡戸稲造著「武士道」より”

武士道の 他人への思いやりと 
禅の 自分への思いやりを合わせたのが
「愛」
だからまず、自分を愛することが大事になるのね。
だって愛を知らないと与えられないでしょ。


4どう生きたいのか決める
「 自分はどんな人間なのか?」
「 どんな人生を生きたいのか?」
座禅をしながら見つけてもいい。
 サムライ像とか、ヒーロー像を理想にして
寄せていく かっこいい生き方もいい。
それを「自己概念」っていう。

 自己概念が低くて悩む人は多い。
僕もそう。
自己概念は成長するものだから
普段の毎日に少しスパイスを加えるといい。
 
 治療はそういったお手伝いもします。
もっと高めたいなぁと僕も思う。
 本当はすっごい価値のある人間だったと
自分を受け入れたら、痛み、耳鳴り、めまいだって真剣に向き合うでしょ。
ダイエットだってリバウンドなんてあり得ない。
10年後、最高の自分がイメージできるから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?