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#10「骨折」

 あなたは大きな怪我や病気、体の不調でダウンしたことはおありだろうか。

 わけのわからない流行病に限らず、デカイ、速い、強い機械に溢れたこの都市生活や、過去の歴史にないこの社会生活からもたらされる現代病などなど、いろんなリスクに囲まれていることを思えば、普通に暮らしているのって実はものすごく奇跡的なことで。
 僕の周りも、ストレスに押されて体調を崩した人や、その生活を続けてたらやばいんじゃないだろうかと思うような人、難しい病気にかかってしまった人など色々だ。

 もとい、僕がこのコラムで以前気胸の話をしたのは、まだご記憶にあるだろうか。
 僕が高校生の頃、気胸を患い右胸に穴を開けたという話だ。

 今日はその話の続きをしようと思う。
 や、正確には続きではなく、その記事で「今度は小3の頃の骨折の話もしてみよう」と言っていた、その伏線の回収という意味だ。

 逆にこの細身で1度の骨折で済んでいることの方が驚きだ、と言われても仕方ないんだが、僕の過去の大きな身体的アクシデントの2大トピックが、気胸と骨折なんである。
 そんな話でも、この暮らしが当たり前じゃないことに気づく何かになったら、そして誰かの何かの待ち時間の暇つぶしにでもなれたら幸いである。

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特に有益な情報はありませんが、読んだ方にとって普段目も向けないような他愛のないもの・ことに改めて触れるきっかけ、あるいは暇潰しになったら幸いだなと思っています。

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