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・「う〜」の音も出ねえよ。【自意識過剰記・歯科医編】

最近、読みかけだったオードリーの若林さんの著書『ナナメの夕暮れ』を読んでいるのですが、共感することがたくさんあって、つい自分の昔のことをたくさん思い出してしまいます。

今日は、私の自意識過剰が招いた恥ずかしい思い出を一つ語らせてください。

矯正歯科での自意識

私は小学校2年生の頃から前歯だけ矯正していました。幼い頃に指をしゃぶる癖がかなりあったので、それが前歯に当たっていた影響かなと言われました。とにかく、前に出てるわ左右で歪んでるわで歯並びが悪かったのです...!

矯正歯科に定期的に通っていたのですが、私は人前で大きく口を開けることがどうも恥ずかしくて仕方がなかったんです。

しかも、どこを見ればいいかわからない。歯科医さんは私の歯を集中してみているだけ。でも、私は何を見ればいいのだ。歯科医さんの目を見るのか!??

混乱した私は、幼いながら逃げ道を探し、歯科医さんの名札を必死にみて、名前を頭の中でずっと音読していました。

もしくは、自分の鼻先を見る。どんな顔になってたんでしょうかね。意地でも歯科医さんの顔だけはみないようにしていました。

目瞑ればいいじゃない!笑 そう思う。

 でもなんだか、自意識なのかなんなのかもう、目を閉じるのも恥ずかしかった!なんか!こいつ、目閉じてる!って思われる感じがして!(何じゃそりゃ)

今考えても、きっと目を閉じることはせず、視線をどこにやるかテンパることでしょう...。

人に寝顔見られるの、とんでもなく抵抗感があるので!!

自意識なのでしょうかこれは...。できれば美容院みたいに、目だけアイマスクとか用意していただければ、嬉しいのです。

そんな色々な自意識が溢れ出る矯正歯科医。前置きが長くなりましたが、今でも鮮明に思い出してしまうやらかしをお話しします。

「う」の口を頑なに拒否する小2

矯正のワイヤーが口に当たることがないか、違和感はないかを試すために、「あいうえお」をゆっくりと大きく口を動かしてやれと言われたのですが...。

私は、歯科医さん、母、歯科医助手さん数名がこぞって私の様子を見下ろしている中、「あ〜」「い〜」まではやりきったのですが、「う〜」がどうしてもできませんでした。痛いとかではなく、どうしても恥ずかしかった。

キス顔とか思っていたのかしら、いやその思考が恥ずかしいわい。

とにかく、どうしても「う〜」をやるのが嫌だった。

当然、頑なに「う〜」をやらないものですから、歯科医さんも母も皆「ん?」「どうした?」と。

そつなくこなせば、すぐに「え〜」に移れるものを。私はかえって自分を追い詰めるように「う〜」で止まっていました。

なぜ「う〜」をやりたがらないのか、その理由を話すのも恥ずかしい。実際、なんで嫌なのか説明できるくらい当時の私は考えられない。

嫌だから、嫌なのじゃ。わからぬか。そのスタンスで、頑なに口を動かさない。

そのあとどうしたっけか...歯科医さんが気を遣って「え〜」に映してくれたっけか...。

う...........!!!

今思います。いや、恥ずかしっ!!!!!「う〜」だけ恥ずかしがってやらないそのこと自体が、めちゃくちゃ恥ずかしい!!!!

まあ確かに、今同じ状況でやれって言われて、全く平気です〜あ〜い〜う〜となるかどうかはわからない。頑なに、やらないということはないけれど笑

本当に、これが私の中ではかなり黒歴史。

他にも幼いながらにめちゃくちゃ恥ずかしくて今でも覚えていることがあるので、また懐かしみながら自由に書こうと思います。

ちなみに、幼稚園の頃に通っていた、ヤマハピアノ音楽教室での出来事です。

鮮明に覚えているので、めちゃくちゃ恥ずかしかったのだと思います。はぁ...。

皆さんも忘れられない恥ずかしかった思い出、ありますか?

最後まで読んでくださってありがとうございました!💟

P.S.もし私があの頃から関ジャニ∞が好きだったら、「うー」できたかもな。ワン、ツー、ワン、ツー、「うー!」きばってこーぜっ!てな。

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