メンヘラ製造機



「いつも別れたあとおかしくなるよね」
「付き合ってるときは普通だったのにね~」
「そんな感じの人には見えなかった……」
「何したらああなっちゃうの?」
と、よく友人たちに言われます。

友人たちは私のことを''メンヘラ製造機''と呼び
''男を依存させて沼らせる女''と言います。

勘違いしてはいけないのは、
これは褒められているのではありません。
「モテるよね」と言われてるのではなく、
半分くらい貶されているのです。

実際に私はモテた経験などありません。

顔が特別可愛いわけでもなく
スタイルが特段良いわけでもなく
頭の回転が速いというわけでもなく
性格がとっても良いわけでもなく
一般的に見てもいたって普通なのです。

良く言えば全てにおいて普通より少しだけ良くて
悪く言えば手に入りやすそうなのです。




そんな私の問題とは、私自身が「メンヘラ」
であることです。

では、私は束縛が激しいのか?
連絡の頻度が異常なのか?
自分の感情が優先なのか?
相手を思い通りにしたいのか?

違います。全然違います。真逆です。

束縛をされたくないから束縛をしません。
頻繁に連絡を取りたくないので自分から連絡を
することもほとんどありません。
相手を思い通りにしたいという感情もありません。
「寂しいから会いに来て」など絶対に言いません。
争いごとも嫌いなので喧嘩もしません。
どちらかと言えば常に相手に主導権を握らせておくのです。
(この理由はいつかお話します)

では、自身を「メンヘラ」であると断言する所以は
何なのでしょう?



私は、好きな人の1番になりたいという気持ちと
同じくらい他の人からも求められたいのです。
色んな男に女として見られていたいのです。
誰からも愛されていたいのです。
求められたら断らないのです。
そのとき私を必要としてくれる相手が
自分の男でなかったとしても体を許すのです。
しかし相手は選ぶのです。
そんな相手とは正面から対等に向き合うつもりなどはなからないのです。
あくまでも1番は自分の男なのです。
バレない程度に都合良く使うのです。
そして思い立ったように突拍子もないことをして
自分の男を含めた男たちを振り回すのです。
離れていくかもしれないと不安にさせるのです。
あらゆる手を尽くしてじわじわと私に依存させるのです。
そこに漬け込むのです。
漬け込んで寄生虫のように相手の脳内に棲みつき
生活を蝕んでゆくのです。
そして飽きたら全部を放り投げて
いなくなろうとするのです。

というような感じで、
男たちは散々振り回されて
へとへとになり別れを決意するのですが
本当は気になって仕方がないのです。
『この女は次はどんな男と付き合って次は何をしでかすんだろう?』と。

 


男たちが別れてから''メンヘラ化"をする
主な理由としては
・依存先がなくなった消失感
・散々振り回されたのに選ばれなかった怒り
・また戻れるかもしれないという希望
・今後この女はどうなるんだろうという好奇心
なのではないだろうかと私は考えています。

なので、私はそれを対処をするなり
寄りを戻す(だけど付き合わない)を
繰り返すのです。


これが私が自身を「メンヘラ」だと断言する理由のひとつです。
今や一般的に使われている「メンヘラ」という言葉とは違った「変異型変化球のメンヘラ」なのです。

要するに、私は、恐ろしく思考の歪んだ
人として大切な何かが欠落した欠陥だらけの
クズ人間なのです。


では、どういったところが歪んでいて
欠落しているのでしょう??





それでは、ここまで。また次回☺︎


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