夢のつづきの話
「いつか暮らしの道具を扱う
ささやかなお店を持ちたい」
言葉にするだけならタダ…
いつになるか分からない、
できるかも分からない想い。
でも、
一度それを言葉で表現してみると、
夢物語の形がこれまでとは
少し変わってきたのを感じる。
「お店を持ちたい」
という気持ちに対して
体が徐々にその願いを
素直に受け入れるように
なってきたのかもしれない。
言霊、
言葉が引き寄せる力だろうか。
春からスタッフとして働き始めた
食事と喫茶のお店でも
少しそんな話をするタイミングがあって。
「何かを作り出す力はないけれど、
ものと人、人と人を
つなげるようなことがしたい。」
確かそんなことをお話した。
お店の方たちは、うんうんと頷きながら
ぼんやりとした私の頭の中の話を聞いてくれた。
そして、
現状でお店を作るにあたって生かせること、
実現する手段やアプローチ方法を
考えてくれた。
一人では、
ぼんやりと描きつづけていただろう
叶わないと諦めていたような想い。
だけれど、話をしているうちに
その中にわずかながら
やりたいことの輪郭が見えてきた
感じがした。
今思い描いているのは
ということ。
私たちの毎日はケの日。
ハレの日しか使わないおめでたい道具や、
せっかく購入しても毎日使うには
気が引けてしまうような
敷居の高い道具ではなく、
ケの日(普段の暮らし)の
レギュラーアイテムとして、
毎日の何気なく過ぎていく時間こそ
大切に愛おしく過ごせるような
道具との出合いを
提供できるような場にしたい。
現実的にショップ開設までに
必要なものを考えてみた。
まだまだあるのかもしれない…
それぞれにかかる費用の
大体も見えるようにしておきたいところ。
そのためにまず必要なのは、
ショップページのようだ。
実際にページが存在しているという条件で
審査がなされ卸屋さんの価格も表示される。
ということは、
屋号を決める必要があるわけで。
淡い妄想段階から遊びの範囲で
いくつか考えていた屋号はある。
実店舗がない分、
屋号が与える印象は大きい
かもしれないと考えると、
まだ
思い切りよく決めることができずにいる。
自分の中では、
好日
という屋号がピンときた言葉だった。
当たり前の一日が実は
かけがえのない時間であり、
それぞれがそれぞれに良い日なのだ
という感じ方が好きだから。
それでも、分かりやすさ、雰囲気、形、
考える要素はたくさんで迷ってしまい
2週間が経過している。
そろそろ決めたいところ。
ここに書き込むことで課題が見えてくる。
やらねばな気持ちになる。(単純)
次はここで、屋号決定と
ショップのページ作成をした報告が
できるように。
でもわたしにとって大事なのは
日々の暮らしそのもの。
家族との時間は今しかない。
少しずつ少しずつ行きたいと思います。
よろしければ未来の開店に向けて
お付き合いくださるとうれしいです。
屋号についてもご意見あれば
いただけたらありがたいです。
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