見出し画像

あの日の一曲

レミオロメンの、「3月9日」を聴くと、どうしても泣いてしまう。

母が、亡くなる前最後に聴いた曲。

一緒に聴いた曲。

もうなにもできない…動ける訳でもない、話せる訳でもない、目をあける訳でもない、ただなんとか生きている状態だった母の片耳に片方のイヤホン。

もう片方は自分の耳に入れてこの曲をかけた。

母の目から、涙が流れた。

感情というわけではなく、反射のようなものだろうと言われたりもしたけど、、。

こればかりは、感情だと、信じたい。

だって、答えはだれにもわからない。

だから、あの涙は、感情で流れたものだと、信じてもいいよね??


この季節、毎年よく耳にするこの曲。

母を思い出し、何年たっても、この曲には勝てない。

もうすぐ。

母の15回目の命日が、やってくる。


瞳をとじればあなたが、瞼の裏にいることで、どれほど強くなれたでしょう。 

(レミオロメン「3月9日」より。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?