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Rhymoeで伝えたいこと① 言葉と音楽と動きはリズムでつながっている

言葉と音楽と動きはリズムでつながっている

言葉のリズムは、「意味を伝える・理解する」ためにとても重要なものです。
そして人は言葉を話すとき、その言葉のリズムを生み出すために身体を動かします。

その身体の動きは言葉のリズムと連動します。

言葉のリズムと連動した身体の動きがつかめると、言葉の意味がつかみやすくなり、話すときにも通じやすくなります。

言葉に音楽的なリズムやメロディをつけると、それは音楽になります。
そのとき音楽のリズムと言葉のリズムは連動します。
そしてそのリズムを感じるときにも、身体は動きます。

ここからRhymoe は、英語を音楽的に、身体の動きを連動させて学ぶことが、楽しく効果的だということを見出したのです。


英語のリズムを身につけることが最優先で最重要


 日本では英語を学ぶとき、発音や語彙(ごい)、文法を学ぶことが重視されてきました。
そしてリズムに関してはほとんど注意を払われることはありませんでした。

けれども、言葉を習得するうえで最優先・最重要なことは、その言葉の「リズム」を身につけることです。
なぜなら人は話し言葉の音の連なりを、リズムパターンを手がかりに意味のあるかたまりに切り分けて、そこから意味を理解するからです。
つまり言葉のリズムがわからなければ、話し言葉を意味のあるかたまりに区切って理解することができないのです。

赤ちゃんは生後4 か月くらいから、同じリズムを持つ言語の仲間から、母語だけを聞き分けられるようになります。
そして英米の赤ちゃんは、生後7.5 か月ごろから英語のリズムパターンを手がかりに、音の連なりから言葉のかたまりを切り出すことができるようになります(Jusczyket al., 1999a)。

そうして言葉のかたまりを認識し、語彙を理解し、やがて語彙と語彙を
つなげることで文法を学んでゆくのです。

それは外国語を学ぶ人にとっても同じことです。
日本人が英語を学ぶときにも、英語の音の連なりから意味のあるかたまりを切り出すことができるようになるために、最初の段階で英語のリズムを習得することがとても大切です。


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