今週観た邦画

今週（7月12日〜19日）は珍しく邦画期間ということで邦画をいくつか観ました。

ラインナップはこんな感じ。

糸（2020）

星の子（2020）

花束みたいな恋をした（2021）

生きてるだけで、愛（2018）

オーバー・フェンス（2016）

シン・エヴァンゲリオン（2021）

最近観るものも減ってしまったので、U-NEXTを再契約して映画を見漁ってます。シン・エヴァンゲリオンだけは劇場に観に行きました。

糸（2020）

菅田将暉×小松菜奈ということで、兼ねてから観たいなあと思っていた作品。

ちょっと期待しすぎてしまっていた部分があり、正直微妙でした。豪華すぎるキャストを起用していていたので、そこは観ていて楽しかったんですけど、全体を観た時にちょっと話があっち行ったりこっち行ったりで個人的には軸というか、伝えたいことがあまり伝わってこなかった感あり。

星の子（2020）

6年ぶりの芦田愛菜さんの主演作品ということで、これも上映当時から観たいなとは思っていた作品。しかも個人的なりたい顔第一位の岡田将生も出ています。

結論、結構よかった！万人受けするタイプの映画ではないと思うのですが、僕はすごく好きな映画だと思いました。
正直、この映画が人生の一番の映画ということにはならないタイプの映画というか、題材もあってそういう映画ではあったのですが、この映画を通して伝えたいことみたいなところを強く感じました。

例えば「宗教」「怪しい」「カルト」といったところが題材となってはいるので、表面的には「やっぱ宗教って怖いよね」というところに終始してしまうように思うんですが、あくまで題材を宗教にしただけで伝えたい部分は「何を信じるか」みたいなところにあったと感じました。

愛菜ちゃんの演技はさらに磨きがかかっていて、特にセリフのないシーンでの表情だったり、佇まいなどがとても素晴らしかった！

ラストシーンはとても不気味というか、いろいろ感じるところがあると思うのでぜひ一度見て欲しいなと思います。

花束みたいな恋をした（2021）

期待値No.1だったやつです。また菅田将暉。これ、監督・土井裕泰 × 脚本・坂元裕二という点も注目ポイントだったんですよね。

ただこれも期待値が高すぎたのか、正直微妙でしたね…。

あえてリアルな感じを出したのかわからないんですけど、個人的にはどこがサビだかわからない曲を聴いているようで、盛り上がるポイントもわからないまま終わった感じでした。

生きてるだけで、愛（2018）

前々から気になっていた作品。今週3回目の菅田将暉。

でもこれは本当に見なくてもよかったやつでした…。趣里さんの演技は素晴らしかったけど、それ以外が意味わからなすぎました。菅田くんの使い方もこれで合ってるの？という印象。

なんだったんだ、この映画。という感想しか残らなかったです。

オーバー・フェンス（2016）

オダギリジョーと蒼井優、そして松田翔太が出ているということで見てみました。オダギリジョーは『南瓜とマヨネーズ』（2017）での演技がとてもよかったので、その感じを期待してました。

この作品も俳優陣は良かったんですけど、話がなんか入ってこなくて、途中で見るのをやめようかと思ったくらいな感じでした。

映画とはいえ、見ているこちらが恥ずかしくなるような演出はあまり好きではないです。

シン・エヴァンゲリオン（2021）

自分史上初めて映画館に3回同じ映画を見に行った作品です。つまり、めちゃくちゃいいということですね。

念のため知らない人のために言っておくと、シン・エヴァンゲリオンは新劇場版エヴァンゲリヲン4部作（序・破・Q・シンエヴァ）の最終作であり、アニメ版含め全てのエヴァシリーズの完結版と言われている作品です。

ちなみに、内容としては1回目は「は？」となり、2回目で「そういうことか、理解した！」となり、3回目に「…はい？」となりました。笑

もうね、難しすぎるんですよ。用意周到な僕はもちろんあらゆる考察サイトやYoutubeでの解説動画など見漁った上でのこの感想です。でも全てを理解する必要はないと思っています。確かにエヴァンゲリオンという作品はこここにあったし、最高の結果を持って終わった、それは間違いないかなと。

この作品を超えるアニメは今後何十年と出ることはないんじゃないかと本当に思っています。文字通り神話になったのではないかと思います。

まとめ

ということで普段は洋画を中心に見ているんですが、邦画週間となった今週は6作品を観ることができました。

何度も見ているシン・エヴァンゲリオンを除いて正直ハズレが多かったんですが、中でも『星の子』は良かったですね。名作と言われる邦画も見ていきたいんですが、あまり見当たらないのでおすすめがあればぜひコメントください。