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会議に遅刻&失礼LINE送付

季節は秋、新卒君の奇行が次々と部署内で問題に。

令和の時代においてもFAXがわりと活躍している業種なのですが、お客さんから届いたFAXを会社に居る事の多い新卒君が必然的に手に取る機会が多いため、その旨を担当に連絡するという業務が発生します。

彼からのLINEで、届いていた原稿が送られてくるのですが、その際に写真のみを乱暴に送り付けられる事に我々ざわつきます。
「お疲れ様です」とか「届いてましたよ」などの挨拶は一切なくただ写真が1枚、無機質に送り付けられるというホラーな現象に対し、「言葉は悪いが一番下っ端なんだし何か一言くらい挨拶がないと冷たい感じがするもんだよ」と助言をLINEにてしてみたところ彼からの返信は、

「質問なのですが、他の人は(原稿の写真を送るという行為を)やっていないのでしょうか? そもそも届いていたFAXの写真を送るのはいらぬお世話なのですか?」

おっと、助言に対してちんぷんかんぷんな返信が返って来てしまった。その行動自体はありがたいし助かっているのだが送り方に難ありなのだという事がイマイチ伝わらなかったようでした、ざんねん。


こんな事もありました。

月初会議はいつもは1日の13時からがお決まりなのですが、10月の会議は仕事の都合で間に合わない社員が居た為に14時30分からと変更になっていたものの、14時を過ぎても彼が会社に戻ってくる気配が全くないので先輩が電話をした所、

「え?今月はいつもと時間が違うのですか?」

いやいや、なんならいつもは13時から会議なのだから14時に会社に居ないやつが言う第一声がそれだと不正解だ。

その後、会議がすでに始まっている15 時くらいに遅れて登場した彼は一言も謝罪することになく何食わぬ顔で着席し、なんなら誰かの言った冗談を一緒に笑ってたりするものだから完全に異次元の立ち振舞。

そもそも彼は部署の連絡事項が届くメッセージを指導されていても全く見ない為、連絡事項を知らないのです。(当然このあとも何度も同じミスをします)


こんな感じで部署内ではもう相手にされない存在に。何を教えてもイマイチ実行しない姿勢に、先輩達は誰もが自発的に指導なんてしなくなってしまいました。

怒られているうちが華とは良く言ったものです。


後日談ですが、LINE写真送り付け事件は彼なりの理由がありまして。
リモートワークの増加でLINEでの原稿やり取りが増えた為に製作スタッフから

「既読が付けばこっちは確認出来るから、オッケーなどの返信をいちいちしなくて良いよ」

という提案があったのを、すべてのLINEに対してタンパクなやり取りをして良いのだと解釈した為だそうです。

製作スタッフとのやり取りに限った話

という部分を理解するのは彼にとっては複雑過ぎたという事なのですね。


あと、会議に遅刻したら入室第一声で「すみませんでした!!」は必須だよというのも、ついでに教えてあげました。


ちなみに僕はこのくらいの時期に、「こいつ、もしやアスペルガー的な発達障害の傾向ありなのか?」という疑問を持ったわけです。(ほぼ確信だけど)




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