re・Frame Conditioning Academy(rfca)

re・Frame Conditioningとは、基本となるre・Frame exerc…

re・Frame Conditioning Academy(rfca)

re・Frame Conditioningとは、基本となるre・Frame exercise®に、CoreCradle®・Lips-SC-・ちょいサポ®を使ったエクササイズ群を統合し『骨格ラインから美しく機能的な身体をつくる』ために体系化されたコンディショニングシステムです。

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後頭下筋群の解剖

【大後頭下筋】 ■起始部・停止部 ・起始部:軸椎の棘突起 ・停止部:下項線の中間1/3 ■作用 ・両側が収縮すると頭を伸展(後屈)させる ・片側が収縮すると頭を同側に側屈させる ■神経支配 第1頸神経の後枝(後頭下神経) 【小後頭骨直筋】 ■起始部・停止部 ・起始部:環椎の後結節 ・停止部:下項線の内側1/3 ■作用 ・両側が収縮すると頭を伸展(後屈)させる ・片側が収縮すると頭を同側に側屈させる ■神経支配 ・第1頸神経の後枝(後頭下神経) 【上頭斜筋】 ■起始

    • 肋骨挙筋の解剖

      ■起始部 ・短肋骨挙筋:C7およびにT1~T11の横突起 ・長肋骨挙筋:C7およびにT1~T11の横突起 ■停止部 ・短肋骨挙筋:一つ下の肋骨の肋骨角 ・長肋骨挙筋:二つ下の肋骨の肋骨角 ■作用 ・両側が収縮すると胸椎を伸展させる  *胸椎固定位においては肋骨が挙上する ・片側が収縮すると胸椎を同側側屈・反対側回旋 ■神経支配 ・脊髄神経の後枝と前枝 ■ワンポイント解説 肋骨のスタビリティや呼吸に関与するのが肋骨挙筋となります。 通常の立位・座位姿勢において、背骨を立

      • 背筋群の解剖:最長筋・腸肋筋・棘筋(起立筋表層繊維)

        【最長筋】 ■起始部 ・頭最長筋:仙骨・腸骨稜・腰椎の棘突起・下部胸郭の横突起 ・頸最長筋:T1~T6の横突起 ・胸最長筋:T1~T3の横突起、C4~C7の横突起と関節突起 ■停止部 ・頭最長筋:側頭骨の乳様突起 ・頸最長筋:C2~C5の横突起 ・胸最長筋:第2~第12肋骨、腰椎の肋骨突起、胸椎の横突起 ■作用 ・両側が収縮すると脊柱を伸展させる ・片側が収縮すると脊柱を同側に側屈させる ■神経支配 第1頸神経~第5腰神経の各後枝の外側枝 【腸肋筋】 ■起始部 ・頸腸

        • 背筋群の解剖:脊柱横突棘筋群(起立筋中層繊維)

          脊柱横突棘筋群は、脊柱起立筋群の中層繊維であり ★回旋筋 ★多裂筋 ★半棘筋 で構成されています。 固有背筋群の内側の繊維にも分類されています。 【回旋筋】 ■起始部・停止部 ・短回旋筋:胸椎の横突起と1つ上の胸椎の棘突起を結ぶ ・長回旋筋:胸椎の横突起と2つ上の胸椎の棘突起を結ぶ ■作用 ・両側が収縮すると胸椎を伸展させる ・片側が収縮すると胸椎を反対側に回旋させる  (右側が収縮すると左回旋する) ■神経支配 脊髄神経の後枝 ​ 【多裂筋】 ■起始部・停止部

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        • 解剖系(骨・筋肉・関節)
          12本
        • ちょいサポ®エクササイズ
          0本
        • CoreCradle®エクササイズ
          0本
        • Lips-SC-™エクササイズ
          0本

        記事

          背筋群の解剖:棘間筋・横突間筋(脊柱起立筋深層繊維)

          脊柱起立筋群の中で「深層繊維」にあたるのが ・棘間筋 ・横突間筋 の2つです。 【棘間筋】 ■起始部・停止部 ・頸棘間筋:隣接する棘突起を結ぶ ・腰棘間筋:隣接する棘突起を結ぶ ※胸椎部には棘間筋はほぼ存在しない 👉簡単に言うと、棘突起の間を繋ぐ筋肉 ■作用 両側が収縮すると頸椎と胸椎を伸展させる 片側が収縮すると頸椎と胸椎を同側に側屈させる ■神経支配 脊髄神経の後枝 【横突間筋】 ■起始部・停止部 ・腰椎部内側:隣接する腰椎の上位副突起と下位乳様突起 ・腰椎部外

          背筋群の解剖:棘間筋・横突間筋(脊柱起立筋深層繊維)

          腹直筋の解剖

          ■起始部 ・第5~7肋軟骨、胸骨の剣状突起 ■停止部 ・恥骨 ■作用 ・腰椎を屈曲させる。 ・呼気に働き腹部の緊張を維持する ■神経支配 ・肋間神経(T5~T12) ■ワンポイント解説 6パックをつくる際に鍛えていくのが腹直筋となります。 アウターマッスルとして、腰部の強い屈曲運動に機能します。 6パックを作りたい方は、体脂肪を落としつつ、しっかりとこの腹直筋を鍛えていくことで作ることができます。 しかし頭上げの腹筋ばかりをしていると、剣状突起の起始部のところが硬

          外腹斜筋の解剖

          ■起始部 ・5~12肋骨外面 ■停止 ・腸骨稜の外唇 ・腹直筋鞘の前葉、白線 ■作用 ・片側:体幹を同側に側屈させる。反対側に回旋させる。 ・両側:体幹を屈曲させる。 ■神経支配 ・肋間神経(T5~T12)、腸骨下腹神経 ■ワンポイント解説 アウターマッスルとして、体幹の強い屈曲・側屈・回旋に関わる筋肉となります。 胸郭から骨盤にかけてV字ラインで走行しており、内腹斜筋(A字ラインで走行)と協調しながら、体幹の動きに強く関与しています。 ・屈曲時:外腹斜筋・内腹斜

          内腹斜筋の解剖

          ■起始部 ・胸腰筋膜の深葉、腸骨陵、上前腸骨棘、鼠経靭帯外側1/2 ■停止部 ・第10~12肋骨の下縁、 ・腹直筋鞘の前・後葉、白線 ・精巣挙筋との境界 ■作用 ・片側:体幹を同側に側屈する。同側に回旋させる ・両側:体幹を屈曲させる ■神経支配 ・肋間神経(T8~T12)、腸骨下腹神経、腸骨鼠経神経、陰部大腿神経の陰部枝 ■ワンポイント解説 アウターマッスルに分類される腹斜筋ですが、内腹斜筋は機能的にはインナーマッスルとしての働きをしていると言えます。 内腹斜筋は

          横隔膜の解剖

          ■起始部 ・肋骨部:肋骨弓の下縁(第7~12肋軟骨の内面) ・腰椎部(右脚・左脚)  -内側部:腰椎1~3番椎体、腰椎2・3椎間円板、前縦靭帯  -外側部:腰椎2番椎体~内側弓状靭帯、外側弓状靭帯 ・胸骨部:剣状突起後面 ■停止 ・腱中心 ■作用 呼吸筋として最も重要な筋肉。 また吸気時に腹腔への圧をかけ、腹圧を高める ■神経支配 ・横隔神経(C3~C5) ■ワンポイント解説 横隔膜は、吸気における主動筋です。 吸気時に横隔膜は下制し、肺に酸素を取り込む仕組みになって

          骨盤底筋群の解剖

          骨盤底筋群は、多数の筋肉の集まりでできており 【表層】 ・坐骨海綿体筋 ・球海綿体筋 ・尿道括約筋 ・外肛門括約筋 【中層】 ・浅会陰横筋 ・深会陰横筋 【深層】 ・肛門挙筋  ├恥骨直腸筋  ├恥骨尾骨筋  └腸骨尾骨筋 ・尾骨筋 などで構成されている。 ■起始部・停止部 ・坐骨海綿体筋  (起始)坐骨枝 (停止)陰茎脚(陰核脚)  (作用)陰茎海綿体(陰核海綿体)に血液を押し込める。 ・球海綿体筋  (起始)会陰腱中心 (停止)陰核(陰茎縫線)  (作用)膣口を締める

          多裂筋の解剖

          ■起始部 頸椎3番~仙骨4番まで付着し、頸多裂筋・胸多裂筋・腰多裂筋に分かれる。仙骨背面、後仙腸靭帯、腰椎の乳頭突起、胸椎の横突起、頸椎の関節突起から起こる。 ■停止部 2~5個上位の棘突起に付着する ・浅層繊維:椎骨を3~5個越えて付着 ・深層繊維:椎骨を2個越えて付着 している。 ■作用 ・両側が働くことで脊柱を伸展させる。腰仙部においては仙骨を前傾させる ・片側が働くことで脊柱を同側に側屈させる ■神経支配 ・脊髄神経の後枝 (写真は腰部多裂筋を中心のもの)

          腹横筋の解剖

          ■起始部 ・肋骨部:第7肋骨~第12肋軟骨の内面、胸腰筋膜深層 ・腸骨部:鼠経靭帯外側、腸骨稜の内唇~上前腸骨棘(ASIS) ■停止部 ・腹直筋鞘後葉 ■作用 ・腹直筋鞘、胸腰筋膜に張りを作り、腰部の安定性を高める ・寛骨上部を内方に圧迫し前額面における仙腸関節の安定性を高める ※PSISを外方に開くため矢上面上の不安定性を引き起こす事もある。 ■支配神経 ・腹横筋上部繊維:肋間神経(T5~T12) ・腹横筋中部繊維:腸骨下腹神経 ・腹横筋下部繊維:腸骨鼠経神経、陰部大