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人材業界からreynatoへ。営業力の掛け算で会社を強くするプロデューサー

reynato.tokyoは、ブランドの“らしさ”を尊重し、独自のスタイルに導くブランド構築・時代を捉えた体験をプロデュースする、ブランディング&クリエイティブエージェンシーです。

noteという発信場所は、言わばreynatoの「B面」。主戦場となるA面=コーポレートサイトでは語ることが難しい、私たちの心の奥に渦巻く想いや哲学、メンバー一人ひとりにフォーカスを当てていきます。

今回の社員インタビューは、エン・ジャパン株式会社の営業を経て、弊社にジョインした北山。CEO・鈴木 謙輔と10年来の親友でもある彼が、reynatoに入社した理由、プロデューサーとして大事にしていることについて聞きました。

北山 祥太 / PRODUCER
2020年エン・ジャパン株式会社を退職しreynato.tokyoに入社。 創業80周年の老舗専門商社や、てもみんを運営するグローバルスポーツ医学研究所のリブランディング・採用コミュニケーション戦略支援等を担当。


「CEOが親友だから」という理由で、
reynatoを選んだわけじゃない

──北山さんが、鈴木さんと初めて出会ったのはいつだったのでしょうか?

出会いは高校です。僕らは、山梨県のサッカー強豪高校に通っていました。同じ部活・同じクラスでしたが、グッと仲良くなったのは高校生活の後半かな。

寮生活で朝から晩までサッカー漬けの毎日で、謙輔とは部活を終えてから一緒にドラマ見たり、ゲームしたりしながら過ごしてましたね。いよいよ進路どうする?ってなった時に、同じ大学の学部に誘ってきたのも謙輔でした(笑)。

──ということは、創業当時からreynatoのことは知っていたんですね。

もちろん話は聞いていましたし、ずっと見ていました。だけど、実際に何かを一緒にするってことはなかったです。

エン・ジャパンを辞めて2日後くらいに、退職したことを謙輔に電話で話すタイミングがあって。あ、普通に親友としてですよ。「今就活してて何社か面接受けてる」って言ったら「てか、一緒にやる?」と。その時初めてですね、誘われたのは。

「言われた時は、ん?何を?ってなりました(笑)」

親友として応援はしていたけど、reynatoの事業がまだ飲食、ウェブ制作だった場合、彼は絶対に僕を誘っていないし、僕も「やる」とは答えていないです。

──どうしてですか?

ブランディング事業には挑戦してみたいと思いましたが、ウェブ制作や飲食に対しては、僕自身の関心が低かったからです。そりゃあ気心知れた仲間と仕事をするのは、絶対的に楽しいと思う。でも「楽しい」だけじゃ選ぶ理由にはならない。

「やりがいがあるか」「成長できるか」「シンプルに楽しいか」会社を選ぶうえでこの3つ揃っていることを軸にしていたので、自分が打ち込める事業かどうかは超重要でした。彼もそれを理解していたから、今まで一緒にやることはなかったし、reynatoがブランディングエージェンシーとして舵を切ったタイミングで、僕に声をかけたんだと思います。

実際、親友と仕事をしている毎日はめちゃくちゃ楽しいですし、プロデューサーとして日々挑戦しながら、僕自身が目指している場所とreynatoのビジョンが重なってもいるので、きれいに三拍子揃っていますね。

前職で積んできた経験は、
プロデューサーとしての強みになってる

──前職は人材系のエン・ジャパンということですが、具体的に何をされてきたんでしょうか。

新卒から4年間、求人広告を売る営業部にいました。採用コンサルやマネジメントの経験を積んだ後に、会長直下の新規事業開発室に移るチャンスをいただいて。「新規事業の立ち上げをしたい!」とはずっと思っていたし伝えていたので念願叶ったわけですが、ここが一番苦しかったですね。まったく成果が出せなくて、人生で一番顔色が悪かったです(笑)。

「上手くいかないし、向いてないんじゃないか?」と思うこともありましたが、諦めたくなかったんですよね。結局、営業マンとして弱いって烙印を押されることになるとも思ったし。だからこそ乗り越えたくてもがいていたんですけど……最終的には会長に頭を下げて、立ち退くことになりました。

──そんなことが……。前職については功績を語る人が多いので、ここで一番苦しかった時のことを教えていただけるとは思いませんでした。

あはは、たしかに!(笑)自信満々に、格好良いことばかりを話せたら良いんですけど、あまりそういうの得意じゃないんですよね。実力が認められて上手くいった時期がある一方で、挫折したのも事実なので。

──まったく違う業界からの転職となりましたが、「培ってきたことがreynatoでも活かせている」と感じる場面はありますか?

あります!それこそ、僕が最初に携わったプロジェクトが通信会社さんのコーポレートリブランディング兼、リクルートのブランディングだったんです。

僕はリクルートサイトのコンテンツ設計を担当して、就活生の欲求を満たす企業であることを伝えるために、社員インタビューの企画や取材内容を練ったり、具体的なデータを見せて成長率を見せるページを制作したりしました。

新卒・中途それぞれが就活で何を重視しているか、何を訴求すれば刺さるのかは前職で研究していたので、リクルートのブランディングに関してはドンズバで経験が活きていますね。採用ターゲットを正しく設定して、欲しい人材にリーチするための訴求方法を考えるのは、ずっと繋がってきているところです。


情報の量と深さで、「Wow!」を生み出す

──reynatoにはプロデューサーが他に2人いますが、皆さんタイプが違うと伺っています。北山さんが特に大事にしていることや、強みについて教えてください。

「誰よりも下調べをするし情報を網羅する」というのが僕のスタイルであり、最たる強みでもあると思います。

クライアントさんと対面する前に、調べられることは全部インプットする。会社概要や理念、歴史についてはもちろんですが、社長、あるいは担当社員さんのSNSをリサーチして、過去の投稿まで遡って人柄を掴んだり。過去の取材記事を読み込んで、どうコミュニケーションを取るべきかを決めておいたり。

調べたからって、その知識すべてが直接対話や提案に役立つわけではなくても、「入念に準備をして、自分に興味を持ってここにきている人」の空気感は、伝わるものだと思うんです。

知らないだけで損をすることも、知っているだけで話が前進することもあるので、そこは絶対に取りこぼしたくない。情報を網羅することで、「そこまで知ってるの?」「そうそれ!」というお客さまのWow!を生み出すことにも繋がるので、自分の姿勢として大切にしています。

──もともと、知的好奇心が強いのでしょうか?

そうです!(笑)仕事として必要だからとリサーチしていると言うより、僕の性格として「知りたい欲求」がめちゃくちゃ強いんです。あらゆる側面を知って、仮説を立てて、それを繋げて形にしていきたい。

競合他社が何を打ち出しているのか、業界の傾向や課題を当たり前にすべて把握して、立てた仮説のもとパズルみたいに当てはめていって、「これだ!」という答えに繋がっていく。そのプロセスが楽しいんです。


──最後に、これから挑戦していきたいことについて教えてください。

自分自身を起点とするクリエイティブでブランドをつくって、それが皆さんの生活に携わっている様子を見たいですね。reynatoがこれから目指していく姿でもあるんですが、僕自身のキャリアとしてもすごく目指したい。ブランドプロデューサーとして、そこに立っていたいと思っています。

今はまだメンバーに助けてもらうことも多いので、自分の強みを増やしながら、プロデューサーとしてもっと自分を磨いていきます。



Voice:SHOTA KITAYAMA(PRODUCER)
Interview / Writing:YUKI HOSHI
Photo:reynato.tokyo



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