見出し画像

地方でもチャレンジの機会がある!と意気込む福島県のハタフル社【実際のところを社員に聞いてみた】

リモートワークが可能で柔軟な働き方ができる仕事を紹介する求人サイト「Reworker(リワーカー)」。求人情報だけでは伝えきれない、Reworker掲載中の企業の魅力について、Reworker運営スタッフが掘り下げてご紹介していきます。

前回は、福島でマーケティング×デザイン事業を展開する株式会社ハタフル代表取締役の臼井翼さんに、「地元が嫌で上京した僕が、地元、福島県で起業した理由」についてインタビューしました。今回は社員から見たハタフルを知るべく、社員の板垣さん・古川さん・小濱さんにお話を聞きました!

Uターン・他県からのリモートワーク…居住地にとらわれず多様な社員が働く会社

ーーまず初めに、みなさんの経歴とハタフルに入社した理由について、教えていただけますか?

板垣さん:僕はWebエンジニアとして2019年10月に入社しました。大学卒業後は地元の山形県で農家をやっていたんですが、「これからの時代はよりITの需要が高まる!」と思い、ITエンジニアになるため4年ほど前に上京。エンジニアとしての経験を積んでいきました。そんな中、知人の繋がりでハタフルの存在を知ったんです。

もともと地方創生に携わりたいと思っていたので、ハタフルが福島で地元のWeb業界の活性化に取り組んでいることに強く共感して、入社を決意。現在も東京で暮らしながら、リモートワークで働いています。

古川さん:私は福島県出身なんですが、学生時代から「県外に出て生活してみたい」という想いがあって。新卒で東京のWeb制作会社に入社して2年ほど勤務していました。
地元に戻るつもりはなかったんですが、家族が病気になったことをきっかけにUターンを考えるようになり、2019年6月にWebデザイナーとしてハタフルに入社しました。

IMG_1230あああ

▲古川さん

小濱さん:私は2人と違って、生まれてからずっと福島に住んでいます!広告業界やデザイン業界でのキャリアは7年目で、グラフィックデザイナーとしてずっと福島で仕事をしてきました。

実は、前職のデザイン会社がハタフルと同じシェアオフィスを使っていたこともあって、ハタフルの創立時からずっと一緒に仕事をしてきたんです。そしてこの春、ハタフルとその会社が合併したことを機に、2020年4月にハタフルの社員となりました。


「地方だから」を言い訳にせず、未知の領域へチャレンジ

ーーハタフル代表の臼井さんは、「地方でもチャレンジする機会がある」とお話されていました。みなさんがこれまでに経験してきたチャレンジがあれば教えてください。

板垣さん:私は東京で暮らしながらリモートワークで働いていること自体がチャレンジですね!
エンジニアの最新の情報って、やはり東京に集まるもの。IT企業は東京に集中しているし、東京では勉強会がよく開かれているので、そこで知識やスキルを伸ばしていけるんです。

だからエンジニアにとって地方企業への就職は、「キャリアやスキルがストップしてしまうかも…」という恐怖心で踏み出しにくいかもしれません。
でもハタフルは、「東京でエンジニアとしてのスキルを伸ばしながら、リモートで働いてそのスキルを福島に還元してほしい」と言ってくれているんです。

また、新たな開発言語やシステムの導入も、目的やメリットが理にかなっていれば認めてもらえます。他の会社なら、中途入社の自分の声がここまで通ることはなかったかもしれません。でもハタフルなら、どんどん新しいことやチャレンジしたいことができる。

ハタフルに入社するとき、臼井さんが「地方にいることを言い訳にしない」と言っていたことに感銘を受けたんですが、それを実践していると感じます。

小濱さん:私は元々、紙媒体のDTPデザイナーだったんですが、臼井さんから「Webデザインもやってみなよ」と声をかけてもらいました。紙とWebではデザインのやり方が全く違うので、DTPデザイナーからWebデザイナーになるその間には、大きなハードルがあるんです。

でも臼井さんから、Webの基礎知識に関する記事をシェアしてもらったり、まわりのWebデザイナーのフォローを受けて、Webデザインもできるようになりました。

あのとき声をかけてもらったからこそ、自分の領域を広げることができたんです。ハタフルは未経験のことにも寛容で、社員のやりたい気持ちを応援してくれる会社だと感じますね!

画像2

▲小濱さん

板垣さん:ハタフルの社員は7:3くらいで女性が多いんですが、女性陣がとてもパワフル。「仕事の結果を絶対出そう」「結果で返そう」と、前向きに頑張っている人が多いですよね。

小濱さん:それぞれの分野のプロフェッショナルが集まって、各々が自分の仕事にプライドを持って仕事をしている感じがしますね。


ビジョンも働きやすい環境も、自分たちでつくる

――続いて、ハタフルはどのようなカルチャーだと感じているか教えていただけますか?

古川さん:代表の臼井さんは、社員の誰もが何でも話しやすい雰囲気があります。以前勤めていた会社では、トップが決めたことは絶対で社員は意見しにくい環境だったんですが、ハタフルではそういったことはないですね。

小濱さん:臼井さんに話しやすい雰囲気があるというのは、私も同感ですね。会社のビジョンや経営理念についても、社員全員にどう思うか聞く場が設けられたことがあって。「ハタフルにはこの表現の方が合っている」など、みんなの意見が反映されて作られているんです。

板垣さん:会社全体として、誰もが意見を言いやすい雰囲気がありますね。

古川さん:あとは、会社のビジョンやミッションが関係していると思います。

▼【ビジョン】
地方の旗振り役として“挑戦する文化”を創造し続ける

▼【ミッション】
・“マーケティング×デザイン”で顧客の可能性を拡げる
・“地方だから”という理由で諦めない環境を創り続ける
・“全力で社員の自己実現”をバックアップ

▼【バリュー】
・誠実、素直、謙虚を忘れない
・自分の未来を蔑ろにしてはいけない
・正解は無い。絶えず挑戦し、最善を尽くす
・利益を追求し、組織や地域社会に還元する
・顧客や協力者との公平なパートナーシップを築く
・配慮はしても、遠慮はしない

わたしは特にこのバリューがハタフルらしくて大好きなんです!
そして、この「ビジョン」「ミッション」「バリュー」が、独自のキャリア支援や働きやすい環境づくりに繋がっています。


社員の成長を後押しする、独自のキャリア支援・働く環境づくり

ーーなるほど、ハタフルさんらしさ全開のビジョン・ミッション・バリューですね!そこから生まれた「キャリア支援」「働く環境づくり」について、具体的に教えてください。

▼キャリア支援
ハタキャリ
ハタフルサンクス
研修費負担(全額)
書籍購入費負担(全額)
登壇手当

▼働く環境づくり
リモートワーク
副業OK
ママさん労働支援
U・Iターン移住支援

――「ハタキャリ」は社員の評価制度だそうですね。どんなシステムでしょうか?

小濱さん:はい、決められた目標が与えられるのではなく、社員が代表・取締役と一緒に目標を設定。四半期ごとに振り返りをするというものです。

例えば、デザイナーのようなクリエイティブな仕事は、携わったプロジェクトの売上だけで一概に評価できないところがあると思うんです。でもこの制度なら、売上規模だけでなく日々の取り組みも評価対象になります。

定性・定量のバランスが良いと感じますし、1人ひとりをしっかり見てもらった上での評価なのでとても納得感がありますね。また、制度の改善点も社員から吸い上げてもらえるので、制度を一緒につくっている感覚です。

ーー続いて、「ハタフルサンクス」について教えてください!

小濱さん:これは、評価制度では拾いきれない部分にも光を当てようという目的で始まった制度なんです。

社内の誰かに何かをしてもらったら、「ありがとう」の気持ちとしてチャットツールSlackで「いいね」のスタンプを送ることになっていて。そして、そのスタンプの数が多かった人が期末に表彰されるんです。

古川さん:例えば、担当ではないのにゴミ出しをしてくれた、備品の発注をサッとやってくれた、先回りで準備してくれた、など。業務以外のことや売上に直接関係しないことでも、スタンプを送り合うんですよ。

会社の評価制度では取り上げられないような、社員それぞれの些細な行動も、しっかり見ていてくれるんだと感じますよね。

ーー板垣さん、古川さん、小濱さん、ありがとうございました。

「地方にもチャレンジの機会がある、地方だからできることがある」という代表の臼井さんの話とリンクするように、社員の方が情熱とプライドを持って取り組んでいることがうかがえました。

またハタフルならではのキャリア制度や労働環境づくりが、社員のチャレンジ精神や高いモチベーションを後押ししているようです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集