見出し画像

【モンキ】おぼえ書き_024 双極性障害と生きていく その3

みなさんどうも。「モンキ」です。
今回は、私が通っている病院を受診するまでの経緯と、現在考えている障害との向き合いかたについて書いていきます。

私はもともと外仕事をしていたのですが、人事異動にて管理部門の仕事をするようになりました。
毎日パソコンに向かって、前年度の業務量を調べ、今年度の傾向から業務量の予測を立てる。
数字と向き合う仕事です。
周りの社員は黙々と業務をこなしており、パソコンを使うのも一苦労だった私は、劣等感を抱くようになりました。

毎日眠れません。というか、眠るのが怖いのです。
眠ると明日の朝が来てしまう。
そうすると、また職場に行かなければならない。
そこにいる自分を想像するだけで、胸が締め付けられる思いでした。
真夜中に布団から起き出して、外を歩き回るという生活が続きました。

そんな時、家族から病院に行かないかと声かけがありました。
明らかに様子がおかしい。一度ちゃんと診てもらったほうがいい。

私は強い抵抗感を持ちました。
これまで私は活動的に生きてきたとの思いがあったからです。
心理的なもので病院に行きたくありませんでした。

そこで家族が申し出た内容は、
眠れないのは身体的なことが原因かもしれないから、内科に行こうというものでした。
私は半信半疑ながら了承しました。

内科医に診てもらうと、交感神経と副交感神経に乱れがあるとのことでした。
ひとまず睡眠導入剤を処方され、専門の医師を紹介するということになりました。

そこが現在も通っている精神科系の病院です。
主治医と巡り合い、うつ状態のため仕事を休みなさいとはっきり言われました。
何かほっとして、体から力が抜けていったのを覚えています。

精神的な障害についての認知度は上がってきましたが、まだまだ理解は不足していると思います。当時の私もネガティブなイメージを持っていました。
今にして思うと、一度内科を経由することによって、精神科や心療内科に抵抗感がなくなったのかもしれません。
身近に病院に行くのをためらっている人がいるなら、こういうやり方もあると思います。

現在、私は外仕事に戻り、段階的に職場復帰に取り組んでいます。
今後も継続して働くためには、障害とうまく付き合えるようになることが必要だと思っています。
障害と戦うのではなく、対処の仕方を見つけていくこと。

私が通うリワークスクール カラフル・金沢のスタッフからは、
不安なことやストレスに感じることを、一つ一つ書き出してほしいと言われました。
そして一緒に、それぞれの対処法を考えていきましょうと。

このようなスタッフに囲まれて、本当にありがたいです。

そうやって書いていくと、自分の思考と感情が整理されていくのを感じます。
私が精神的に不安定になっているポイントは、以下の三点であると思いました。

一つに、プライベートで感じている孤独感
二つに、天候悪化、業務量増加など、自分ではどうしようもないことに対する強い不安感
三つに、ミスをしていないか過度な確認をする強迫行為

私は双極性障害との診断を受けていますが、今はうつ状態にあることから、これらの症状があらわれているのでしょうか。
もし不安障害や強迫性障害の気もあるとしたら嫌ですね。
考えてみると、仕事内容そのものについては悩んでいないのかもしれません(笑)。

ともあれ問題点は見えてきました。
自覚しただけでも前進かなと思っています。
特に強迫行為については、具体的な対策が必要だと考えています。その取り組みと経過については、機会があれば報告したいと思います。

一つ言えるのは、特効薬なんてないし、すべての不安がなくなるとは思えないということです。ですから、不安はありのままに受け入れていこうと思っています。

その気持ちを否定したり、無理に立ち向かおうとしたり、逃げだしたりするのはまずいと。

不安をありのままに感じ、自分の状態を客観的に見つめていくことによって、気分の波を早くキャッチする。
障害とうまく付き合うコツは、そのあたりにありそうです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、休職と復職を繰り返してきた過去と、障害と付き合うための具体的な取り組みについて書こうと思います。

現在の状態:早朝覚醒、中途覚醒あり 呼吸が浅く息苦しさあり