【モンキ】おぼえ書き_077　双極性障害と生きていく　その11

みなさんどうも。「モンキ」です。
前回の記事【モンキ】おぼえ書き_072　双極性障害と生きていく　その10

で、休日にスラムダンクの映画を見に行った話を書きました。
（その後、２回目も行ってきました）
前回も書いた通り、休日の過ごし方をどうするかいつも苦労しているわけですが、先日久しぶりに家族で外食をする機会がありました。
今回は、私の休日の過ごし方・お食事編について書いていきます。

我が家はめったに外食をしません。
子供が大きくなり、親と一緒に外に食べに行くというのをよしとしないお年頃になったせいです。
それでも今回外食をするきっかけとなったのは、ちょっとした臨時収入があったからです。

この頃の私の状態はというと、拒食に片足を突っ込んでいまして、食欲も体重も落ちていました。
そんな時にもかかわらず家族から、外に食事に行こうと誘われました。
少しは気分が変わるかもと思ったのかもしれません。

家族曰く、あぶく銭はなんも考えずにパーッと使ってしまおう。ついては、何か食べたいものはないか。
そう言われてもなあと首をひねっていると、子供が食べたいものがあるからそれでいいかと。
もちろん、それでいいですよ。

では、焼肉食べ放題に行きましょうとのこと。
焼肉、しかもなぜ食べ放題って感じですよね（笑）。
私の状態はよく分かっているでしょうに。

まあでも、それもいいかなって思って。
この際、パーッとね。
でも行くのなら、とにかく肉を食べようと。野菜やご飯は食べないぞと決めて行ってきました（笑）。

向かったのは焼肉きんぐというお店。
店内は結構賑わっていまして、あちこちからにぎやかな声と、肉の焼ける音が聞こえてきました。
正直言うと、席についても食欲はなかったのですが、料金分は食って帰るぞという意志は強くなりました。
Are You Ready ？
制限時間は１００分とのこと。
了解です。

最初は食べられるのかなと思っていたのですが、焼いては食べてしているうちにのってきまして。これは意外にいけるんじゃないか。
調子にのってビールも飲みたいと思いましたが、そこは我慢。
双極性障害のお薬とアルコールは相性が良くありません。

とりあえず一通り食べたわけですが、なかでも名物のきんぐカルビと壺漬け一本ロースというメニューが食べ応えありました。
しかし、久しぶりに食べましたよ。
元がとれたかはわかりませんが、食べ放題は満喫しました。

さて、問題はこの後です。
家に帰ってお風呂に入ろうと服を脱いだ時、結構お腹がふくれているなあと思いました。
そして、猛烈に体重計にのってみたいという気持ちになったのです。

そんなことしても良いことないんですけどね。
欲求にあらがえませんでした。
そーっと体重計に足をのせました。

目を疑いましたよ。
びっくりするぐらい体重が増えているのです。
当たり前なんですけどね。

すると私の中に、急に後悔と自責の念が湧き上がってきました。
お前はなに調子にのってるんだよ、と。

双極性障害の影響もあって、今は辛いうつ状態じゃなかったのか。
辛いから食欲がなくなって体重が減ったんじゃないのか。
なのに、お前は何を楽しそうに食べて、ぶくぶく太ってるんだ。
辛いとか言ってるのは、嘘じゃないのか。

こんな考えがぐるぐる頭の中をめぐって。
そして、お腹のものを全てもどしてしまいたいという激しい感情にとらわれました。

まずい、これはまずい。
ここで吐いたらやばい。
そんなことしなくても大丈夫だから。
必死で自分にそう言い聞かせました。

ものを食べたことに対して、罪悪感というか、拒否感が出たんですよね。
恐ろしいです。

この拒食気味の生活は今も続いています。
朝と昼はほとんど食べられません。
でも夜ごはんは少し食べるようにしています。
なぜ夜は食べられるのかというと、家族で食卓を囲んでいるからだと思います。

作ってくれる人に申し訳ない、一人だけ食べないわけにはいかない。
そんな思いでテーブルにつきます。
もし一人だったら、さらに拒食が進んでいるような気がします。
一緒にご飯を食べる人がいる。
私は恵まれているのでしょう。

拒食をきれいに治すことはできないかもしれません。
気持ちは負けてしまいそうです。
でもやっぱり負けたくはないです。

久しぶりの外食が楽しかったのは間違いないです。
そこは忘れないようにしたいです。
ものを食べることは、ちっとも悪いことじゃない。

だからまた機会があれば、外に食べに出かけようと思います。
そのためにも、また臨時収入があればいいなあ（笑）。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、職場復帰後の現状について書こうと思います。

現在の状態：ややうつ状態　ちゃんと食べないと