#087 メイク・ワタシ・グレート・アゲイン
わたし、しょうもない働きアリ。
何者にもなれなかった、馬鹿な若者が歳をとってしょぼくれたやつ。
しっかりしようと思って就職したけど、働くことにばかばかしさを感じて頑張らないことにしたから、もうほんとうに何者でもない。
働きアリの2割は、さぼってるんだって。
わたしじゃん。
寝ても覚めても、結局何かを夢見てる。
こんな自分じゃない夢とか、こんな世界じゃない夢とかを。
アンギフテッド with くそロースペック。
なんにもねーな、わたし。
歳をとるほど経験恥が増えていく。
調子がいい時なら「それでもわたしは生きてるぞー(おぉー!)」って言えるんだけど、調子が悪いと、ただ生きているのが恥ずかしいだけなんだよなぁ。
同じ職場の病んでた後輩が、最近調子が良さそうなんだ。
喜ばしいことなんだけど、遠くにいっちゃう気もして、元気そうな姿にちょっと妬いた。
態度に出してしまったかもしれない、最低かもしれない。
あーあ。
これがいい歳こいた中年の思考なんだから尚ウケる爆笑。
メイク・ワタシ・グレート・アゲイン。
わたしファースト。
脳内のメンヘラとの国境に壁を作る。
って、無理か。
あぁ、堕ちたい。
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