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ボリビア人の生き方



まず、「ボリビア人は~」と一般化できない。広大な国土の、それぞれの地域で全く異なる風土があり、人種も、言語も、なにもかもひたすら多様性に富んでいるのだから。

ボリビアの公用語

例えば言語!

以下の言語はすべて憲法に公用語として明記されているものです。
 
1.el aymara,
2.araona,
3. baure,
4. bésiro,
5. canichana,
6.cavineño,
7. cayubaba,
8.chácobo,
9.chimán,
10.ese ejja,
11.guaraní,
12.guarasuawe,
13.guarayu,
14.itonama,
15.leco,
16.machajuyai-kallawaya,
17. machineri,
18.maropa,
19. mojeño-trinitario,
20. mojeño-ignaciano,
21. moré,
22. mosetén,
23. movima,
24.pacawara,
25.puquina,
26.quechua,
27. sirionó,
28.tacana,
29.tapiete,
30.toromona,
3Ⅰ.uruchipaya,
32.weenhayek,
33.yaminawa,
34.yuki,
35. yuracaré,
36.zamuco.

なんて多様な!これぞ多様性。

多様な言語、民族、気候、


気候も、ボリビアって暑い国よ、なんて言えない。
だって、寒い地域もあるもん。標高5000mの村とか、雪が積もってる。
でも、アマゾンみたいな地域もあって、平均気温が40℃ってホント?ってくらい暑い。寒いも暑いもぜんぶボリビア。

肌の色も、いろいろな人がおりますね。
そしてなぜか現地人に間違えられることの多い私でした。

食習慣も、いろいろですね。
ボリビア人って小食だよね?と問われれば、ボリビアのラパスという街の人は朝食に紅茶とパンだけという小食の人が多いようだけれどコチャバンバという街では1日6食。朝からラーメンのようなどんぶりに麺の入ったスープを食べていたり、同じような食事を10時、12時、15時、18時、21時も食べていたり。

よく食べますね。と思ったら、そうでもない人もいる。

街によって、人によって、大きく異なる食習慣がある。

でもこれって、あたりまえだよね。
日本だって、同じ町に住んで同じ小学校に通っている者同士でも、全く同じ人って一人もいませんからね。

そんななか、ボリビアの憲法は「Vivir bien(良く生きる)」を基本原理としている。

Vivir bien (善く生きる)」

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