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障害者アーティストと社会を結ぶ「アートの輪」支援を通して

あなたはこの事実をご存じでしょうか?

・日本人の9%もの人が、何かしらの障害を抱えている
・障害者のうち8割は精神的疾患によるもので、外見ではわからない
・障害者の方でクリエイティブなことがしたい方は多く、アート創作をされている
・その創作物を知ってもらう方法が苦手で、認知される場も少なく経済的に成り立っていない

私はこの話を聞いたときに非常に驚きました。
では、私たちが取り組めることは何かないのでしょうか?

取り組みの一つとして、自社では埼玉県の一般社団法人 障害者アート協会さんを、会社としてご支援することを決めました。

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引用:一般社団法人障がい者アート協会

障がい者アートへの支援と自社の取り組み

同協会のサービスを使うために、毎月定額を支払います。そのお金が障害者の方に「アートを創作した対価」として支払われるのです。

自社では、同協会のアーティストの創作物(18,000点)のうち、選択したいくつかの作品を次のように利用することを考えています。

①ホームページのTOPで使い、ブランディングに活用
②作品を本社や直営店舗でポスターとして掲出
③本社や直営店舗がおくるDMのデザインとして活用
④100人名刺(裏面に100枚バラバラのデザインが入っている名刺)の利用
⑤協会理事熊本様とのインタビュー動画をYouTube掲出(現在制作中)

レボルは理念経営の実践を心がけています。経営理念にある、「美容業を通じて経済社会に貢献する」を実践したいと思っているのです。

今までも、スマイルプロジェクト小学校への寄付除菌水の無償配布近隣のゴミ拾いなど地域や社会のためにできることに取り組んできました。

理念経営実践の一つとして、障がい者アート協会へ支援しようと考えたのです。

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障がい者アート支援のきっかけ

今回、ご支援をしようと思ったきっかけはこの絵でした。

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宮城県の山下重人さんという方の「ギターとりんご」という作品です。

山下さんは幼少より進行性筋ジストロフィー症となり、1999年以降は人工呼吸器を使用しています。

指先しか動かず寝たきりの状態で、このような作品を描いておられます。

この絵を個人的に一目惚れし、それをきっかけとして障害者アート協会さんの「アートの輪」というサービスに興味を持ちました。

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画像引用:https://artnowa.org/about

協会でお話を聞いたところ、冒頭に書いた事実を知りビックリしました。

・日本人の9%が障害を持っている
・その8割が精神疾患
・アート創作をされる障害者の方が多い
・認知がされる場が少なく、経済的に厳しい

私たちのお客様自身、ご家族や友人でも、実はハンデを持つ方が多いのかもしれません。

そこでレボル本社と同じ埼玉県の障害者アート協会さんを支援する事をきっかけに全社員で以下のことに取り組みたいと思っています。

◆身近に多くいるハンデを持つ方のことを考える
◆微力でも自分たちができることを実践する
◆美容師と同じ「感性」の仕事、「クリエイティブ」な仕事なので、すばらしいアートに触れ感性を磨く
◆障害者アートの認知拡大のお役に立つ

そしてさらに、ハンデを抱えて創作する方の意欲から勇気をもらいたいと思いました。

前述の絵の作者山下さんは、寝たきり状態で年間に10作品近く創作をする上に、IT企業にもお勤めされています。障害を抱えながら自己実現もされているのです。

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障がい者アートへの支援とチャレンジ

与えられた環境でベストをつくし、毎日仕事に真剣に向き合いチャレンジしていきたい。そう思い、障がい者アート協会さんの支援を決定しました。

様々な意見があるとは思います。「障がい者アート」と呼ぶこと自体にも抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。

しかし、障害を持つ方がやりたいことができ自己実現ができる手助けができればとてもうれしく思います。

レボルは地域貢献、社会貢献、業界貢献を実行し続ける会社であり続けたい。そして私自身も会社を通じてお役に立てれば良いなと考えています。

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