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えんとつ町のプペル:売れない時代に、全く新しい企画とアプローチで勝負

今話題の映画「えんとつ町のプペル」を観ました。

12月25日から上映(キングコング西野亮廣 総監督)

「信じ抜くんだ、たとえ1人になっても」

舞台はえんとつだらけの煙に覆われた町。住民は煙の向こうに何があるのかを知らない。
しかし煙突掃除屋のルビッチだけは、星の存在を信じている。

そんなルビッチは、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルと友達になり・・・


もともと、2016年10月に絵本が発売されており、これが50万部以上売れた化物級の絵本でした。もちろん私も持っています。

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引用:https://poupelle.com/index.php

この絵本については「新しい企画・チャレンジ」がすごく多かったことも話題になっていますね。

・芸人、西野亮廣が脚本&監督で
・完全分業制で35人の作家が制作
・そのための費用をクラウドファンディングで集め
・その出資者は作品中に看板などで登場
・発売開始とともに、ネットで全ページを無料で公開
・最初から日本語と英語両方で書かれている


絵本が売れない時代に、企画、マーケティングで大成功させた事例です。

そして5年かけて、もともと狙っていた映画化だそう。

日本最大7万人以上いる西野亮廣オンラインサロンメンバー(自分もそのひとりです)や芸能人、有名人が自発的に様々な販促活動・PRを行っており、公開1ヶ月たった先々週の映画ランキングでも3位になっています。

鬼滅の刃、ドラえもん、ポケモン、銀魂と競合が多い中の快挙ではないでしょうか。

累計で動員117万人、興行収入16億円突破。世界中から問い合わせ殺到で海外展開も決まっているそうです。

子供は楽しめ、大人は本気で泣けます。
シンプルに一歩踏み出す勇気とパワーがもらえる映画でした。

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画像:https://www.news-postseven.com/archives/20201216_1620267.html?DETAIL

西野さんはモノが売れない時代に、そのモノに「携わる人」を増やすことで広告効果を上げたと講演会で答えていました。

お客さんに売るのをやめて、世界中の人を作り手にしよう
どうしたら作り手を増やせるのか考えた方法の1つがクラウドファンディングだった(西野氏)
引用:https://netshop.impress.co.jp/node/5381


コロナの影響で各業界が大きな打撃を受けています。映画や演劇などのエンタメ業界も例外ではありません。また、サブスクの普及などにより映画館へ行く人も減ってきているのです。

しかしそのような苦しい状況でも、工夫次第で良い結果に導くことができるという素晴らしい例ではないでしょうか。

美容業界の我々も厳しい状況ではありますが、より多くの方に喜んで頂けるよう工夫と挑戦を重ねていこうと思います。

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