ヒックとドラゴンの「バーク島」 - #2
”ヒックとドラゴンの「バーク島」 - #1” の続きになります。
00:24~00:59
ここからはバスーンによってメロディーが演奏され、ハープ2台と中低音のストリングスのピッツィカート(pizzicato)によってコードが作られています。ヴァイオリンやディヴィジされたヴィオラ、クワイアはコードを担いつつも副次的な旋律で楽曲を彩っていきます。
音源ではわかりにくいかもしれませんが、第2ヴァイオリンやディビジされたヴィオラはスル・タスト(sul tasto)という指板の上で弓を動かす奏法で演奏されています。
動画の00:40以降でスル・タストの弾き方とサウンドを確認できますが、やわらかく浮いたような感じに聴こえます。
00:42から新たに加わってくるのがフルートとペニー・ホイッスル(ティン・ホイッスル)、ソピルカ・ホイッスルになります。ティン・ホイッスルはスコットランドやアイルランドの楽器として広く知られていますが、ソピルカ・ホイッスルはウクライナの民族楽器になります。どちらもYouTubeに演奏動画がありましたのでチェックしてみてください。
この後の有料の範囲ではコード譜の掲載とジョン・パウエル的メロディー作りについて解説をしています。
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